70歳で運転免許証を返納したMr.マリック、孫からの“まっすぐ走ってない”のひと言がきっかけ「何かが起きてからでは遅い」<ABEMA Prime>

2024/07/01 18:00 配信

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【写真】ぺこぱの松陰寺太勇が水曜MCを務めるニュース番組「ABEMA Prime」(C)AbemaTV,Inc.

ぺこぱ松陰寺太勇が水曜MCを務めるニュース番組「ABEMA Prime」(毎週月~金曜夜9:00-11:00 ABEMA NEWSチャンネル)の6月26日の放送回では、70歳で運転免許証を返納した超魔術師のMr.マリックをゲストに迎え、高齢者の免許返納について考えた。

運転を止めた理由について、Mr.マリックは「孫を後部座席に乗せていた時に、『じいじ、まっすぐ走ってない』とボソッと言われ、妻からも『危ない』と言われた。その言葉が頭に残っていた」と切り出し、「その時、すぐは返納を考えていなくて、免許更新の順番待ちをしていたら、返納を呼びかけるポスターが目に留まった。その時に孫の『じいじ、危ないよ』が頭をよぎり、返納の窓口に足が向かった。そこで話を聞き、『やっぱりこわい』と感じて、決めた」と明かした。

また、自身の運転については、「自分ではまっすぐ走っているつもりだった。孫や妻から言われて、初めてそうじゃないことに気づいた」とした上で、「運転中にヒヤッとしたり、他人から『危ない』と言われたりしたら、一度、よく考えてもらいたい。何かが起きてからでは遅いから」と呼びかけた。

そして、Mr.マリックは「返納して良かったと思っている。東京は駐車場代も高いし、運転するだけでもストレスがかかるので、気持ちが楽になった」とした一方で、「この話を地元・岐阜の兄弟にすると、『ここでは無理』と言う。買い物にいくにしても距離があり、車は生活の足になっているから、これだけは私もなんとも言い返せない」と話した。

番組MCのぺこぱの松陰寺も「僕の地元もすごく田舎で、親父からも『交通手段がなくなるから、免許返納したら生きていけない』と言われた。地元のタクシー乗り場を見ると、親父より年上に見える運転手さんもいる。地方の交通手段や高齢化の問題も考えたい」と続けて、「年齢だけで返納の判断をしてしまうのではなく、人によって運転技術は異なるので、これの衰えが見えた時に考えてもいいのでは?と思った」と持論を展開した。

さらに、Mr.マリックは「免許は返納しても、ハンドパワーは健在」ということで、超魔術をふたつ披露した。免許証が1万円札に変化する超魔術では、出演者たちからは「なんだ、今の!? すごい」「目の前で見られた!」と声があがっていた。

70歳で運転免許証を返納したMr.マリック(C)AbemaTV,Inc.