映画「アナと雪の女王」公開10周年記念で初のベストアルバムが発売決定 収録楽曲を映画のシーンと共に振り返り

2024/06/27 19:25 配信

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映画「アナと雪の女王」10周年を記念して初のベストアルバムの発売が発表された(C)Disney

映画「アナと雪の女王」(ディズニープラスで配信中)が公開から10周年を迎えたことを記念して、シリーズの楽曲を収録した初のベストアルバム「アナと雪の女王 ザ・ベスト」が7月5日(金)に発売されることが発表された。今回は、同アルバムに収録されている7楽曲の魅力を、映画のシーンとともに振り返る。

「雪だるまつくろう」


雪や氷を作る魔法の力を持って生まれたアレンデール王国の王女エルサ。8歳になったある夜、誤って妹のアナに魔法を当ててしまい、アナは意識を失ってしまう。トロールの助けによって命を取り留めるが、アナはエルサの魔法や事故の記憶を消されてしまう。

日増しに魔法の力が強くなっていくエルサは、力を世に知られぬよう城中の窓や門を閉めて部屋に閉じこもり、誰とも触れ合わず自分を抑えて生きていくように。アナは、仲良しだったはずの姉エルサが突然自分を避けるようになったわけもわからぬまま、閉ざされた城の中で寂しく成長していく。

10年後、両親は海難事故で亡くなり、お互いだけが唯一の肉親となってしまう。劇中歌「雪だるまつくろう」では、そんなふたりの幼い頃の心の交流と、心の行き違いが胸を打つ。

「生まれてはじめて」/「とびら開けて」


成人したエルサはアレンデールの女王として即位。閉ざされた門を開いて戴冠式が行われる。13年ぶりに外界と接触し、心躍るアナ。招待客である王子ハンスと出会い恋に落ち、その日のうちに結婚の約束をする。

「生まれて初めて」「とびら開けて」の2曲は、13年ぶりに外の世界と触れ合えることになったアナの胸躍る気持ちが表現された楽曲。「生まれてはじめて」にはアナのワクワクする思いとエルサの不安、ふたりの心情が交差するパートがあり、序盤のクライマックスのひとつになっている。