水溜りボンド・カンタ「新しいことにチャレンジしている実感」、MCレギュラー出演番組「トラベリング3x3」への想い明かす

2024/06/28 12:00 配信

バラエティー インタビュー

水溜りボンド・カンタ撮影=宮川朋久

YouTubeとテレビは「全然違う」、新しいことにチャレンジしている実感


――収録は慣れましたか?

まだまだ全然ですね(笑)。本番もそうなんですけど、番組告知用の動画を撮る時もまだ緊張してます。YouTubeを撮ってる時は、おかしなことを言ったらカットすればいいし、繋ぎも自由じゃないですか。でも、番組告知だと話す内容を書いたカンペを出してもらうんですけど、文字を見ながら喋ることはYouTubeではしてないので同じ動画の収録ですけど、全然違います。

――“これぐらいの秒数で”というのもありますし。

そうなんですよ。国語の授業を受けている時のような緊張感があります(笑)。それと、照明をキレイに当てていただいたり、衣装を用意していただいたり、収録に関わってらっしゃるスタッフさんの人数も多かったりするので、いつもと雰囲気が違いますし、新しいことにチャレンジしてるなって思います。緊張しますけど、その中で素を出せるようにしてもらえてるのがありがたいです。

――まだまだ緊張は続きそうですね。

やっぱりテレビに出るというので、背筋が伸びる感覚はありますから、緊張するのは仕方ないかなって。昨日も、「明日、収録でテレビ局に行くんだ」って思って緊張していました(笑)。今日は地下の駐車場に車を停めさせてもらってるんですけど、警備員さんに「出演者です」って言ったりして、テレビ局に来たことを実感しながらワクワクした気持ちになってました。

――緊張するというカンタさんにとって強い味方となっているのがフリーアナウンサーの宮瀬茉祐子さんだと思いますが。

本当に助かってます! 話のプロじゃないですか。僕は文字を読んで喋ることが苦手ですし、いろいろ考えながら喋ってますけど、スラスラ読むという能力って全く別物なんです。本当に宮瀬さんにはたくさんアシストしていただいてますね。

――収録の回数を重ねると、コンビネーションがより強くなっていきそうな感じが

はい。助けてもらいつつ、自分は自分の良さを出していけたらいいなと思います。

水溜りボンド・カンタ※提供画像


テレビ番組とYouTubeを経験することは「(双方に)いい影響があると思う」


――YouTubeではいろんな企画をされていますが、この番組でも今後いろんな企画が増えていくといいなと思うんですが。

めっちゃいいですね。楽しみですねぇ。自分で何か企画を提案するというのもいいんですけど、普段のYouTubeだとムチャ振りされることって作りづらいんですよ。自分が企画・編集をやっているので。なので、番組の中で「食レポしてください」とか急に「シュート打ってください」とかスタッフの方が僕に仕掛けてくることも多いので、そういう感じで新しいコーナーや企画が生まれたらいいなと思っています。せっかくのテレビ番組なので、自分の中になかった発想とかアイデアとかもやってみたいなって。

――この番組での経験がご自身のYouTubeでも生かされるというか、持ち帰れるものが多そうですね。

はい。自分、30歳になって「これから先、どういうことをやっていくんだろう?」って時に、もちろんYouTubeを一生やっていくって決めてるんですけど、もしテレビの技術が手に入るなら、YouTubeにも絶対にいい影響があると思うんです。プロの方がたくさん現場にいらっしゃいますし、収録だけじゃなくてこんなふうに取材を受けることも普段はありませんから、新鮮で楽しいです。

――改めて、番組の見どころと読者の方へのメッセージをお願いします。

とりあえず一回観てもらえたら、アットホームな雰囲気とバスケの魅力がちょうどいい塩梅でスーッと入ってくると思います。全くバスケに興味がない人も、地元で地域活性のためにスポーツをされているという方がいるということに、いち“大人”としてリスペクトできるなって思います。これからいろんな地域のチームを紹介していきますので、ぜひ一度観てみてください。

◆取材・文=田中隆信