第10話ではポラムマートとイ・ジウクの関係性やマートの行方が明らかになっただけでなく、次なる道に歩み出す5人の姿までが描かれていた。長年感じていた疎外感や愛情不足によって歪んでしまっていたイ・ジウクの更生も果たされ、百点満点のハッピーエンドを迎えた形だ。
またマートを手放して新たな道を歩み始めたメンバーたちも、それぞれマート経営で掴んだ成長が活きているのがわかる。5年前に失意のなか解散したときとは異なり、別々の道を進んでもラジオのコメント1つで集まるなどたしかな絆で繋がっていた。
仲間の死によって解散したチーム、愛情に飢えて歪んだ男の復讐、見覚えのないマートの相続と未経験の経営…。それぞれのエッセンスを取り上げれば重めなのに、メンバーの演技とコメディチックなせりふによってバランスが取れていたと感じる。
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