本作は、不可解な事件を最先端科学で解き明かすだけではなく、本格的なアクションシーンも魅力の一つ。Season3の第1話では、格闘技が得意な奥田が小比類巻に稽古をつける貴重な場面も描かれている。
続く第2話では、小比類巻と最上の目の前で警察官が民間人に向けて発砲する第3の事件が発生。奥田の「筋がいいかは分かりませんが、ストイックすぎるほど練習してるので実戦で活きるのは早いと思います」という評価にたがわず、小比類巻が咄嗟に華麗な身のこなしで暴走する警察官を取り押さえる。
SNS上では、「コッヒーと奥田さんの訓練シーン、迫力があってよかった」「オッキーに教わり武道が上達してゆくコッヒー」「冒頭の小比類巻の飛びかかりアクション、鮮やかな取り押さえだった!」などといった反響が寄せられた。
実は過去Seasonでも様々なアクションを繰り広げてきた科学犯罪対策室。例えばSeason1の第9話で、小比類巻の娘・星来に危機が迫る場面。母親である小比類巻の亡き妻・亜美が持っていた“ある遺伝子”を受け継いだ星来が、その遺伝子を狙うウイルス学者・榊原に誘拐されてしまう。愛する娘が危険に晒されたことで、小比類巻はそれまでの冷静な姿とは全く異なる激しさを見せ、星来の誘拐に手を貸していた元刑事・西城との激しい闘いに身を投じる姿に、胸を打たれる視聴者が続出した。
またSeason2の第2話では、科学犯罪対策室に新メンバーとして加わった新人捜査官・奥田が魅せた見事なアクションシーンも。元少年犯罪者による惨殺事件が発生し、犯人と同じワクチン接種を受けていた元少年犯罪者たちを事情聴取していた際、そのうちの一人が犯人と同じように突如凶暴化して大暴れしたところを奥田が得意の格闘技で応戦、見事に取り押さえる。
自分よりも体格の大きな男性を涼しげな表情で倒して見せたその姿に、その場に居合わせた小比類巻と長谷部も感嘆。わからないことはすぐにスマホで調べる“イマドキ”捜査官な奥田の意外な一面が明らかになった名シーンとなっている。
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