9月6日(水)夜7時からの「あいつ今何してる?」(テレビ朝日系)に、昨年プロデューサーを務めるピコ太郎の楽曲「PPAP」が世界的な大ブームとなり、ギネス記録にも認定。一躍世界にその名を知られるようになったお笑い芸人・古坂大魔王が初登場し、懐かしい高校時代の同級生2人とVTRで再会する。
古坂は1973年、青森県出身。地元の進学校・青森東高校を卒業後、お笑い芸人を目指して上京。日本映画学校(当時)に入学し、そこで出会った2人とお笑いトリオ・底抜けAIR-LINEを結成した。「ボキャブラ天国」などで活躍したものの、2005年に解散。番組では、底抜けAIR-LINE時代のVTRも放送する。
一人目は、高校時代プロレスラーを目指していた古坂が立ち上げた格闘技同好会のメンバーの一人で、「おとなしいけど体だけはムキムキだった」という同級生。
古坂が活動初日に仲間の腕を折ってしまい、先生に怒られて廃部になった同好会で、小柄で体はムキムキだった彼は古坂いわく「獣神サンダーライガー的」だ。
とても無口で人前に出ることを一番嫌うタイプだったそうですが、最近「全国区のテレビCM」に出演したという、信じられないうわさを耳にしたと語る古坂。
そんな彼の「今」を調査すると、とあるスポーツの日本代表を支えるかなりすごい人になっていることが判明する。おそらく誰もが一度は目にしていたテレビCMにも出演しており、業界では知る人ぞ知る“有名人”にもなっていた小柄なムキムキ同級生の今を紹介する。
二人目に登場したのは、古坂が「一番『今』を知りたかった」という高校時代の同級生。当時、古坂とお笑いコンビを組んでおり、古坂がその独特な感性にほれ込んだ180cmを超える長身のイケメンだという。
彼と一緒にお笑いをやると思っていた古坂は、高校卒業を前に「東京に行って一緒に芸人をやろう」と誘うが、「俺はできない」と断られたという。底抜けAIR-LINE時代、「ボキャブラ天国」で披露したネタのほとんどが彼と考えたものだったとか。
古坂は「僕は芸人として20歳ぐらいから、ずっとネタを作って忙しく、忙しくやってきていたので、同級生の動向はほぼ何も知らない。今回、高校時代に一緒にお笑いコンビを組んでいた彼は、今何をしているか一番知りたい人間でした。
ただ、あいつはつかまらないと思ったので『見つからないな』と思いながら打ち合せでは喋っていました(笑)」と、同級生と再会できると思っていなかったことを告白。
「もう一人は高校時代の格闘技仲間。僕の芸人とプロレスラーという2つの原点が見られたことになりますね。僕は身長186cm、日本人レスラーでこれほどの身長の選手は意外といなかったのでプロレスをやった方がいいかな、と思っていたんです。それにしても出てきた同級生が、高校時代のお笑いの相方と格闘技の仲間(笑)。僕はお笑いプロレスラーですね(笑)」と、笑顔を見せる。
また、「今回、2人の同級生の『今』を見て、懐かしいというよりもすごく頑張っている、よし自分ももっとやってやろうと奮起を促されました。こんなふうに思うとは予想もしていませんでした。
昔を振り返りながら、そのまま未来へ、まさに温故知新とはこういうことなのかと思いました。と同時に僕らの同級生も捨てたもんじゃない、と誇らしく思いました。いい刺激を頂きました」と感慨深い思いを明かした。
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