9月9日(土)に「ウチの夫は仕事ができない」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)のセミファイナルとなる第9話が放送される。
物語の主人公・司(錦戸亮)の上司・黒川晶役の壇蜜が、「週刊ザテレビジョン」のロングインタビューに応じた。
代名詞とも言えるセクシーを封印し、男勝りなキャリアウーマンという役どころに臨んだ本作。壇蜜の周りでは、ドラマを楽しみにしているのはファンだけでなく、壇蜜が「ヘビーウォッチャー」と太鼓判を押す壇蜜の母親、プールに一緒に通う仲間などたくさんいるという。
「(司の)奥さんの沙也加(松岡茉優)が妊娠中で大変なんだけど、『夫婦で支え合うっていう姿をもう一回見直せる』ところが幅広い世代から良いと言ってもらっています。近頃は『主人は○○をやってくれない、▲▲もやってくれない』と殺伐としがちですけど、そういうふうに言ってしまいがちな状況にブレーキをかけるようなドラマだと言ってもらっているんです。すごくうれしいです」と明かす。
黒川のキャラクターと自身には共通点があると言い、「『仕事をしていないと自分じゃないような気がする』という感覚にとらわれている性分は似ていると思います。女性が思う“幸せ”とか“サクセス”って人によって大きく違っていて、お金があればいいとか、愛されていればいいとか、お金も愛も全部欲しいとか、みんな違うと思うんですよ。その中で、彼女は仕事をちゃんとやって、男社会で頑張ることを優先していますよね」と語る。
続けて「だけど、ふとした時に女性だからと後回しにされたり、どうしても先入観で敬遠されちゃったりして、そんな状況を半分諦めて半分諦めていないみたいな、ひたむきにやっている人なのかもしれない。私は企業に勤めたことはないけれど、『どんなに頑張っても30kgの荷物は持てなかったら即戦力にはなれない』という経験したことがあるのですごく身につまされる思いですね」と黒川の悩みにも共感。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)