オーエン・マッケン“ギャヴィン”が突然の拉致…生存者たちを裏切った人物も判明<「ラ・ブレア」シーズン3>

2024/07/01 18:00 配信

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紀元前1万年で大規模な山火事が発生…村人はピンチを迎える


一方、紀元前1万年の世界では、ギャヴィンのもとにパソコンを通じて通信相手から連絡が入る。そこには捕らえられたイヴ(ナタリー・ジー)の写真も添えられおり、“チップを捜せ”“イヴの命が懸かっている”といった脅迫文とともに、接続は途絶えた。やはり基地の要求はギャヴィンが盗んだマイクロチップだったようだ。

マヤいわく、軍がタイムトラベルを兵器化する技術を搭載した、“タイムマシン航空機”の制作を可能にするコードがマイクロチップの中にあるという。

しかし、記憶を消されているギャヴィンはもちろんチップについて何も覚えていない。さらに、「そもそもチップを盗んだのは現代だから紀元前にはないはずだ」と主張する。しかしサムは、現代のギャヴィンに伝言を送ることを思いつき、タール池にメッセージ入りのボトルを沈めた。これが現代でスコットが受け取ったメッセージである。

そんな中、村まで数キロのところで山火事が発生。村人は全員避難に向かったが、先住民のリーダー・ルースから「風向きが変わっていて、村が助からない可能性が高い」と聞かされる。村を助けるには、村の近くの川にあるダムを決壊させ、森を水浸しにさせることが唯一の手段だった。

そこで村の委員に選ばれていたヴェロニカ(リリー・サンティアゴ)は、自ら志願してダムへ行こうとするが、身重だということもあり、パートナーのルーカスに止められる。しかし「私たちの家を守らなきゃ」とヴェロニカの意志は固く、村人たちはダムへと急いだ。

一方、避難途中でギャヴィンはある記憶を思い出し、それをきっかけにマヤが極秘プロジェクトの関係者であることが発覚する。そしてそのことを知ったスコットは「騙したな?」と彼女に詰め寄るのだが――。

ヘレナは今後キーパーソンになる?


第4話では、マヤは政府の極秘プロジェクトに現在もかかわっており、ギャヴィンたちを騙していたことが発覚。マヤはギャヴィンからチップに関する記憶を取り戻させ、チップを取り戻すためのスパイである可能性も出てきた。

またギャヴィンたちが基地に向かうことはマヤを通じて基地にも情報が漏れている可能性が高いため、基地側も多くの軍人を投入し邪魔してくるなど、今後も危険が予測される。

一方、2021年の世界ではギャヴィンの妹・ヘレナが登場。ヘレナは“プログラムをシャットダウンする”という同じ目的を持ったギャヴィンをずっと探しており、第4話でようやく再会できたのだが、目の前で裏切られてしまう事態に…。

当然ヘレナにとっては絶望的な状況だが、ギャヴィンと関係深い人物として今回だけの登場とは考えにくい。もしかすると、オーロラを通ってギャヴィンを探しに紀元前1万年に来ている可能性もある。そしてもしヘレナが紀元前に来た場合、イヴを救出した後に1965年に行きプログラムをシャットダウンすれば、政府の極秘プロジェクトを阻止できるかもしれない。

◆文=ザテレビジョンドラマ部