そして最後は、第11話、第12話で桜の級長の先輩として活躍を見せた2年級長の梶のシーンを振り返る。
自分から動かず、一見、やる気がなく、ぶっきらぼうに見えるものの、実は情に熱く、仲間との強い絆を見せる梶を演じるにあたり、熱い部分とぬけた部分の緩急にこだわったという岡本は、「こくやりすぎてもうそっぽくなりそうで、大声のシーンはダンクシュートの連続みたいに、でも、それ以外はレイアップシュートみたいに。彼の本質的な良さがナチュラルに映ればいいなと思いながら、お芝居させていただきました」「かけあいのシーンも、仲間の信頼関係があるから、ボソッというだけで届いているかなって。それくらいのテンションで、最終的にはOKテイクもらった気がする」と役作りについて解説する。
また、アフレコを見ていたという千葉が「けっこう長めにやり直していましたよね。より梶らしいのはどれかって突きつめていた気がします」とそのこだわりの強さにふれると、岡本は「3、4パターンくらいやった気がする」と明かしつつ、「いちばんいいところにいった気がします」と自信を持って答えていた。
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