妊娠を知り、同意書にサインするまでに、瞳にたまる涙。水季から突然の別れを告げられて、あふれ出してくる涙。帰宅して待っていてくれた弥生に亡くなったのは同級生としか打ち明けていないが、病を患っていたことを自分が何も知らないままでいたことへのつらいとも表現できない思いが渦巻いてこぼれる涙。
そして、自宅を1人で訪ねて来た海が持っていた水季のスマホに残っていた映像と自分が残したままにしていた水季の映像で、知らなかった日々と楽しかった思い出がよみがえったときの涙。また、大学時代の水季を笑顔で見る海に切ない思いがあふれる涙。
月9ドラマ初主演の目黒は、第1話で涙の演技にたくさんの夏の思いをのせた。
自分に子どもがいたと分かったときの衝撃。かつて水季に呼ばれたときと重なった、海からの「夏くん!」という呼びかけ。そんなときの繊細な目の演技にも引き込まれた。
放送開始後、40分ほどでタイトルがトレンド1位になり、その後も反響が続いて世界トレンド1位を獲得。夏と水季の娘「海ちゃん」のほか、夏と水季のドライブ中に流れた楽曲を歌う「スピッツ」や、本作と同じスタッフが制作したドラマ「silent」と関連ワードがトップ10圏内に入った中、目黒が“めめ”という愛称から「めめの演技」もトレンドワードに急上昇。
そのSNSには「めめの演技圧巻だった」「めめの演技に痺れた」「めめの演技がリアル」「細かい気持ちやいろんな涙が表現されていた」「目だけで感情が伝わる」などの感想が寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)