司会者から「もしよろしければ、ここで重厚な一発を…」と求められると、「ちょっと心の準備が必要です」と居ずまいをただし、よく響く低音で「こうご期待を。『レッド・スワン』、7月3日です」と美声を披露し、会場を沸かせた。
さらに、財閥家の御曹司ヨングク役のチョン・ギョウンは「スペインやイタリアの財閥のイメージを提案して、髪も伸ばしたり束ねたり、いろんなヘアスタイルを演出しました」と、ビジュアル面からキャラクターづけに工夫したことを回想。
その母ミラン役のソ・イスクは「生まれつきの財閥一族の女性ですが、少し差別化を図りたいと思い、何か“欠乏”を抱えた人物だと考えて表現しました」、また、ワンス&ヨングク夫婦をかき回す挑発的なキャラクター・テラ役のキ・ウンセは「テラを“悪い女”で終わらせない!という気持ちを込めて演技しました」と振り返った。
一家の闇を追うミステリースリラーであり、ワンスとドユンのロマンスでもあり、ボディガードもののアクション作でもある本作。特にどの点に重点を置いて撮影に臨んだかという質問には、ハヌルが「ファイングループの中に重心があると考えました。いろんな事件が起きて、死の危険も迫っていて。私が重心を保たないといけないと思ったので、柔軟なカリスマを見失わないように頑張りました」と回答。
一方、ジフンは「この作品はロマンスドラマだという思いで取り組みました。私自身の思いつきではなく、常にキム・ハヌルさんと会話を重ねて作ることを心がけました。ありがたいことに耳を傾けていただいて、コミュニケーションがスムーズに進みました」と、主人公カップルのロマンスに重点を置いて取り組んだことを打ち明け、期待を高めた。
「レッド・スワン」(全10話/毎週水曜日2話ずつ配信)はディズニープラス「スター」で7月3日から独占配信中。
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