小田井涼平「人の腕触っているみたい」北海道・小樽で出会った大タコに感動　グルメへの情熱が垣間見える途中下車も

途中下車から覗く小田井の探求心とグルメへの情熱

今回の旅で視聴者をおっと驚かせたのは、小樽観光を満喫したあと、新千歳空港から東京に帰る前のわずかな時間を使って、小田井が急遽札幌に途中下車した場面ではないだろうか。その理由は、小田井が「奥芝商店」のスープカレーをどうしても食べたかったから。この行動から見えてくるのは、小田井の新しい場所や体験に対する探求心と、グルメに対する情熱だ。

これまでの旅のなかでも、魅力的なものに出会えばその場で立ち寄ることを決断し、行動に移してきた小田井。しかし今回の「奥芝商店」への訪問は、そもそも予定外だった札幌への途中下車でもあったことから取り分けその姿勢が感じ取れる。小田井の好奇心旺盛な性格がよく伝わる回となった。

そして小田井のグルメに対する探求心も見逃せない。奥芝商店でこだわりのつまった「やわらかチキンレッグとおくし畑のスープカレー」をひと口含んだ小田井は、「深いな」と目を閉じて悦に浸っていた。おいしいものを求める姿勢が強い小田井が見せた表情は、自然体で正直に表現するからこそ。多くのグルメファンから共感を呼んだのではないだろうか。

奥芝商店の「エビ出汁」が奥芝店長の祖母から受け継がれたものとわかった小田井は「料理は愛情っていうけど、これは愛情のかたまりやわ」とコメントしたが、同店に興味を引かれて急遽立ち寄った小田井も“グルメへの”愛情のかたまりと言える。単なる観光に留まらず、小田井自身の探求心と情熱に基づいた冒険ともいえる「あい旅」。今後も小田井の探求心や情熱を垣間見るのが楽しみだ。