続く第2話では、夫のキム・ヨングク(チョン・ギョウン)の秘密を目の当たりにしてしまったワンスが酔いに任せてドユンに急接近する…という、本作ならではの“大人のロマンス”もしっかりと描かれた。
財閥家の後継ぎの妻として、また、やりがいあるチャリティー財団の理事長として華々しい日々を送るワンスだが、周囲から見れば完璧な生活を送っているようで、心の中は虚しさ、寂しさでいっぱい。ワンスの胸に広がる欠乏感を、ドラマ「空港に行く道」(2016年)で「KBS演技大賞」最優秀女優賞も受賞したハヌルが繊細に演じている。
そして、すがるような思いで熱っぽい視線を向けるワンスを穏やかに受け止め、見つめ返すドユン。ジフンは制作発表会でドユン役について「他の人に比べるとセリフが少なかったですが、すべての感情をまなざしで表現しないといけなかったので大変でした。すべてを理解したまなざしで見つめなくてはいけなくて…」と打ち明けていたが、その“すべてを理解した眼差し”がさっそく登場した。
1週目からアクションあり、サスペンスあり、しっとりとした大人のロマンスありの盛りだくさんな内容に視聴者からも「ピ様かっこいい!」「俳優としてのRAINお久しぶりだから嬉しい!」「キム・ハヌルさんあいかわらずお美しい」などと期待の声が上がっている。
2話冒頭では、ファイン家の誰かが殺害され使用人たちが騒然としている場面も映し出され、ますますストーリーが盛り上がりを見せていきそうな「レッド・スワン」(全10話/毎週水曜に2話ずつ配信)は、ディズニープラスのスターで独占配信中。次回は7月10日(水)に第3・4話が配信される。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)