渡邊雄太、偉大な両親の存在に「渡邊雄太の親と呼ばれるようにがんばろう」<渡邊雄太 不屈の挑戦|バスケ☆FIVE 特別版>#2

2024/07/05 10:00 配信

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「渡邊雄太 不屈の挑戦|バスケ☆FIVE 特別版」より(C)AbemaTV,Inc.


パリ五輪出場を目指して

「渡邊雄太 不屈の挑戦|バスケ☆FIVE 特別版」より(C)AbemaTV,Inc.


日本代表の中心選手としての活動を続けるも、2019年のW杯では5戦全敗、続く東京五輪でも3戦全敗と世界の舞台では思うように結果が出ず、そして、2023年のW杯直前に渡邊選手は「全敗は許されない、これで勝てなかったら最後」と代表引退を示唆する言葉は口にする。それ以来、いたるところで自分を追いこむかのように代表引退の覚悟を語る。

迎えたW杯本番の、直前の強化試合で足を負傷し満身創痍のなか、パリ五輪出場の条件であるアジア1位を目指して、渡邊選手は獅子奮迅の活躍を見せ、2戦目の対フィンランド戦で最大18点差をひっくり返し、日本は17年ぶりに世界大会で勝利をつかむ。渡邊選手にとっても長く暗いトンネルからようやく抜け出せた瞬間で、その時のことについて「勝った瞬間、泣き出したと思うが、いろいろな感情がこみあげてきて、日本代表でずっと勝てていなくてやっと勝てて、とにかくうれしかった」ふり返った。

勝てばオリンピック出場が決まる対カーボベルデ戦でも、渡邊選手は最後に力をふりしぼり、みごと勝利を収め、パリ五輪出場権を獲得する。実はこの時、渡邊選手はもうひとつの目標を達成していたと語る。「今は両親が『渡邊雄太の親』という見られ方をされている。両親はそれを誇らしく思ってくれていて、家族で挑戦し続けている」とこれまで抱いていた偉大な両親の存在についての葛藤を自らの手で払拭し、逆転させる状況にまで成長をとげていた。

「渡邊雄太 不屈の挑戦|バスケ☆FIVE 特別版」より(C)AbemaTV,Inc.

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