日向坂46のアンダーグループ・ひなた坂46が7月4日、パシフィコ横浜 国立大ホールにて初ライブ「11th Single ひなた坂46 LIVE」DAY2を開催。2日目のライブのアンコールでは、1期生・高本彩花の卒業セレモニーが行われた。
この初ライブは、すべてのメンバーが曲ごとにセンターを務めるなど、全員にスポットライトが当てられるとともに日向坂46の新たな可能性も感じさせるものとなった。2日目のライブでは高本の卒業セレモニーが行われ、アンコールでペールピンクのドレスに身を包んでステージに登場した高本は用意してきた手紙を読み上げた。
高本は「8年間、本当にありがとうございました。2016年の5月8日に、けやき坂46のオーディションに合格して、今日まで、本当に幸せでした。あの日から、人生が180度変わりました。普通に生きてきた、進路に迷う高校3年生だった私が、突然アイドルという憧れていた存在になることができました」と当時を振り返る。
次に「私にとって、日向坂46は、温かくて、優しくて、居心地の良い、大好きな場所でした。大好きなメンバーと一緒に目標に向かって、心を一つに、切磋琢磨して活動する時間が、本当に幸せで、かけがえのない思い出でいっぱいです。中途半端で何事も長続きせずにずっと生きていた私ですが、けやき坂46と日向坂46は、初めて真剣にやり遂げたいと思ったことだったかもしれません」と胸の内を明かした。
そしてメンバーに対し改めて「みんなと一緒に活動できた時間は青春でした。…挫けそうなときも、みんなと一緒だから乗り越えられることがたくさんありました。最高で、最強のみんなが大好きです。これから私も、おひさまとしてみんなのことを応援し続けたいと思います。ずっときらきら輝く日向坂46でいてください」と思いを語った高本。
「そして、いつも支えてくださるスタッフのみなさん。8年間、本当にお世話になりました。…愛にあふれるスタッフのみなさんがいてくださるから、安心して活動することができました。どんなときも寄り添ってくださり、たくさんわがままを聞いてくださり、ここまで育ててくださり、本当にありがとうございました」とスタッフへの感謝も伝えた。
最後に「おひさまのみなさん。どんなときも味方でいてくださり、みなさんの存在が、心の支えでした。私達メンバーにとって、おひさまの存在は、本当に大きいんです。これからも日向坂46を温かく照らしてください。おひさまがいるから、ひなたができるんです。雨が降っても、おひさまがいたら、虹ができるんです。みなさんがくれる、温かい言葉が大好きでした。…アイドルになり、おひさまのみなさんと出会えたことが、人生の宝物ですし、誇りです」とファンに対しての想いを色濃く語った。