松本まりかが“大事にしたいこと”を告白「正気に戻る時間」

2024/07/07 17:15 配信

ドラマ 会見

記者会見に登場した松本まりか撮影:原田健

松本まりかが、7月7日に都内で開催されたドラマプレミア23「夫の家庭を壊すまで」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレ東系/Leminoにて配信※7月8日[月]スタート)の記者会見に、竹財輝之助野波麻帆野村康太麻生祐未と共に登壇した。

ドラマプレミア23「夫の家庭を壊すまで」


赤石真菜による同名電子漫画を松本主演で実写化した本作は、夫に不倫された“サレ妻”による痛快無比なリベンジエンターテインメント。

専業主婦・みのり(松本)は、夫・勇大(竹財)と高校時代からの純愛を実らせ結婚。子供にも恵まれ、幸せな家族だと思っていた。そんなある日、みのりは勇大が15年にわたって不倫をしていることを知り、勇大と不倫相手の理子(野波)に復しゅうすることを決意する。

松本まりか「『いったいどこまでの感情になるのか』と正直すごく怖かった」


登壇した松本は、狂気に落ちていく役どころについて「『いったいどこまでの感情になるのか』と正直すごく怖かったです。『そこまでできるのか』という不安もありました」と心境を吐露。

「でも、ここは気合を入れて12年ぶりに(髪形を)ショートにしました! ずっと切りたくて。でも、『いつか、いつかのために』と思って、(そのいつかが)この作品でした。本当に気合が入っていますので、多くの人の心に響く作品になったらいいなと思っています」と意気込みを語る。

さらに、「正気と狂気を行ったり来たりする役なので、みのりと同じ立場で苦しんでいて、狂気になりたいけどなり切れない方は、狂気に陥ったみのりを見ていただくいて心をすっきりさせていただけたらうれしいですし、『ただ見ているだけで面白い』というふうになっていただけてもすごくうれしいです」と語った。

松本まりかが勢い余って内部事情をぽろり


そんな中、松本は撮影中のエピソードとして「麻生さんのお芝居が結構衝撃的で! 今、自分が結構入り込む芝居をしているので、『あぁ、こういうお芝居の仕方でここまで表現ができるんだ』というのをすごく感じて。だから私、5話くらいでちょっと麻生さんのお芝居のやり方をやってみようかなと思っています。それでみのりが変わる表現につながればいいなって」と告白し、「すっごい内部事情を話しちゃいました」と苦笑いする一幕も。

ほか、「大切にしたいこと」を聞かれると「正気に戻る時間」と回答し、「毎日お芝居をしていると、自分を顧みることなく(演じている役の)その時の心情や感情に対峙していると、自分の中心が分からなくなってしまったりして…。でも、そこをしっかり持っていないと演技にも支障が出るような気がして、しっかり保つことが大事だと思っているので、友達と会うなどして保つように心掛けています」と打ち明けた。

◆取材・文=原田健