Shuta Sueyoshi、4thアルバムは「新たな門出」 アルバム&初リリイベ&ツアーへの意気込みを語る<独占インタビュー>

2024/07/14 18:00 配信

音楽 インタビュー 動画

Shuta Sueyoshi 新アーティスト写真

Shuta Sueyoshiが、約4年ぶりに4th.アルバム『Bifrost(ビフレスト)』を発売し、約3年ぶりに全国ツアーを開催。アルバム発売週には初のリリースイベントも開催するというShuta Sueyoshiを、WEBザテレビジョンが独占インタビュー。新アーティスト写真初公開と自身にとって「新たな門出」と位置付けたアルバムについてはもちろん、初リリイベやツアーに向けての意気込みを聞くと、「挑戦」を楽しみながらソロアーティストとしてさらに一歩進もうとする確固たる意志を感じた。(※「Bifrost」の「o」はウムラウト付きが正式表記)

TikTokで「HACK」が話題のShuta Sueyoshi


2017年5月「Switch」「Sad Story」「to.ri.ca.go」を配信しソロデビュー。2019年1月に発売した2nd.アルバム『WONDER HACK』収録の「HACK」が、TikTokで20億View、ストリーミング5,000万再生突破し話題となる。

8月14日(水)に発売する4th.アルバムには、2021年にリリースしたデジタルシングル「灯蛾」、2023年「冬スポ!! WINTER SPORTS FESTA 23」TV-CMタイアップソング「NEVERLAND」、2024年3月20日にデジタルリリースした「Shampoo」など全10曲を収録。アルバム発売週には初のリリースイベントを開催し、10月からは約3年ぶりのツアー「Shuta Sueyoshi LIVE TOUR 2024 -Bifrost-」を全国5都市で開催する。

全楽曲作詞作曲した『Bifrost』は、アーティストとしての「新たな門出」


――約4年ぶりに4th.アルバム『Bifrost』をリリースする、今の率直な思いを教えてください。

本当に「自分も待ってた」という感じで、とにかくうれしいです。マスタリングも終わり、ディレクターと一緒に最初から最後まで通して聞いたんですけど、「いい感じにできたね」って思わずハイタッチしちゃいました。

今回、今までのアルバムとは大きく違うところがあって、全部自分で作詞作曲しているんです。もちろん手伝ってもらっている方もいらっしゃるんですけど、基本的に1からセルフプロデュースしています。

だからファンのみんなをすごくお待たせしてしまったんですけど、楽曲制作過程で得たものがたくさんありました。一緒に成長できた楽曲がつまっているこのアルバムは、自分にとって「挑戦」でもあり、これが「新たな門出」というか、アーティストとしてさらに一歩前へ踏み出すための1枚だと思っています。

――アルバムに収録される楽曲には、Shutaさんのたくさんの思いがこめられていると思います。アルバム全体にこめた思いを教えてください。

ここ数年、コロナ禍もあり活動できない時期があって、その期間は音楽と向き合う時間にして、少しずつコツコツと楽曲制作をしていました。気づいたら、「生きること」とか「人生観」に関する楽曲が多くなっていたので、アルバムのテーマを「Bifrost」=「虹の架け橋」にしたいと思いました。このアルバムが誰かの願いや希望をつなぐ「虹の架け橋」になれたらという思いをこめています。

――「Bifrost」は北欧神話で「地上から神々の国・アスガルドへかける“虹の架け橋”」を意味するということですが、Shutaさんがこの言葉をアルバムタイトルに選んだのはなぜですか?

もともと神話は好きで「Bifrost」という言葉は知っていました。ゲームにも神話の世界観のものもあったりするし、神様の名前とか、誰々が何々を作ったというまことしやかなストーリー性とか、そういう幻想的な世界が好きなんです。

あと僕にとって「虹」って、一般的な7色ではなく淡いイメージだったり、橋のかかり方もあのレインボーではなかったんです。僕がイメージする「虹の架け橋」には「Bifrost」という言葉がぴったりだと思って、アルバムタイトルにしました。

収録楽曲には「制作時の情景や自分の心情がすべてつまっている」


――すべてセルフプロデュースされたという楽曲制作の過程で、印象に残っている楽曲がありましたら教えてください。

もう全部印象深いです。ひとつひとつの楽曲に「こういう気持ちのときに書いたなぁ」「あのとき寒かったな」「あのとき虫が飛んでたな」「雨が降っていたな」など、制作時の情景や自分の心情がすべてつまっていて、どれもが愛すべき曲です。

でもタイアップ曲の「NEVERLAND」みたいに、先方から世界観のリクエストがあったり、制作期間が限られていたりすると、難しいことも多くあって…。でもわりと人って、“背水の陣”的な状況になると力を発揮できるというか、フッと降りてきてポンポンって進んでいったという感覚もありました。そんな感じで、どの楽曲にも思い出も思い入れもあります。

楽曲制作に関しては、自分はまだまだだと思っていますが、楽曲すべてがそのときに出た最高峰を形にしているので、いいなと思ってもらえる方が少しでも多ければ僕もうれしいです。

――Shutaさんは、どんなときにどんなふうに楽曲制作されるのですか?

僕は結構“感覚型”ですね。基本的に制作作業ってめちゃくちゃ孤独なんですよ。向き合いたくないときに向き合わなきゃいけないときもあるけど、何もしていないときにフッとアイデアが降りてきて、「今曲書きたい」とか「こういう曲を創ろう」と思うこともあります。

制作中に「いや違うな」と思ったときは、ずっとそこに集中しているといいものも書けないし、メロディーも降りてこないので、そういうときはもう一切やらないです。ゲームとかをして気分転換します。

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