築いたポジションに安住することなく、常に新たな世界に飛び込んでは求められる役割を120%、いや200%の努力で果たしてきた山崎。
2024年1月に公開された主演映画「ゴールデンカムイ」でも、筋肉隆々の元陸軍兵・杉元佐一を演じるにあたりウエイトトレーニングで10kg増量。軍事監修者指導の下、アクションの練習も抜かりなく行って吹き替えなしでアクションを演じ、自ら模擬銃を購入して、自宅で装填の練習も何度も行ったという。
「スムーズに動けないと、違和感がある。動きがしみ込んでいることが、大事かなと」。演じるキャラクターと、心情だけでなくしぐさや習慣、使う筋肉までも同化する。そんな“演じる”ことへのストイックな姿勢こそが、愛される俳優・山崎賢人を作っている。
「キングダム」第1作の序盤、幼なじみ・漂(吉沢亮)とじゃれ合う少年時代のシーンから尋常でない身体能力を見せる山崎。第2作「キングダム2 遥かなる大地へ」では、初めて戦場に出た信の弾けるようなアクションが堪能できる。邦画史上まれに見る大作となった「キングダム」シリーズで、彼の本気の演技を体感してみては?
◆文=ザテレビジョンドラマ部
※山崎賢人の「崎」はタツサキが正式表記
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