リドリー・スコットらが製作総指揮を担当、リーガルドラマ「グッド・ファイト」のあらすじと見どころに迫る

2024/07/08 12:00 配信

ドラマ

投資ファンドによる巨額の金融詐欺の煽りを受けて事務所を追われるダイアン


シーズン1は、ダイアンが弁護士引退を決心し、事務所のパートナーたちに2週間後に辞めると宣言するところからスタートする。そして彼女は、司法試験に合格し入社したばかりのマイアを自分の最後の案件に関わらせていた。そんな中、マイアの父親が社長を務めるリンデル投資ファンドによる巨額の金融詐欺が発覚し、マイアの評判はガタ落ち。マイアの名付け親でもあるダイアンは全財産をほぼ全て失ってしまう。その後ロックハート&リー弁護士事務所に居場所をなくしてしまった2人は、以前ダイアンの事務所にいたルッカ・クインの誘いで、シカゴの有名法律事務所に入ることにするのだが――。

シーズン2では、レディック・ボーズマン・コルスタッド法律事務所の設立パートナー、カール・レディックが亡くなる。エイドリアンは事務所にレディックの名を残したいが、元妻でありレディックの娘のリズとの関係は良好ではない。そこでダイアンとジュリアス・ケインは、事務所にリズを引き入れるため、エイドリアンに無断で彼女にオファーを出す。一方、マイアは投資詐欺事件を起こした父ヘンリー・リンデルが逃亡したことで逮捕されてしまう――。

シーズン3では、事務所の拡大を目指してウェブサイトを新たに作ることになったレディック・ボーズマン法律事務所が、プロモーション用に設立パートナーの故カール・レディックに関するインタビューを行う。すると、元秘書シンシアが彼にセクハラを受けていたことを明かす。さらに、カールがシンシアに年金を約束していたことも判明し、速記者ウェンディもカールにセクハラを受けていたと分かったため、カールの娘・リズがシンシアと交渉することに――。

ある日突然ヒラリー・クリントンが大統領の世界に変わり、幸せを感じるダイアン


シーズン4で、ダイアンは2017年の大統領就任式をテレビで見ていた。しかし、大統領になったのはトランプではなくヒラリー・クリントン。事務所に出勤すると、いつの間にか2020年になっており、ヒラリーが大統領の世界に幸せを感じたダイアンは、トランプ大統領時代のことは夢だと考えることにする。ホワイトハウスから仕事の依頼を受けていることにも大喜びのダイアンだったが、次第に違和感を覚えるようになる――。

シーズン5では、親会社STRローリーから20%の経費削減を命じられ、エイドリアンは年内で身を引くと宣言する。そんな折に新型コロナの感染が拡大し、従業員を解雇する事態に。エイドリアンから退職の話を聞いたダイアンとリズは女性中心の事務所として2人で経営していこうと計画するが、黒人パートナーたちは「黒人事務所としての文化が失われる」と主張し、ダイアンを外すよう圧力をかけはじめる――。

ファイナルシーズンとなるシーズン6では、休暇を終えてシカゴに戻ったダイアンが代表パートナーを辞し、事務所のアソシエイト・フロアに新たなオフィスを立ち上げる。そしyr唯一の代表パートナーとなったリズは、STRローリーによって外部から招聘された弁護士・リシャードの好き勝手な振る舞いに頭を抱えていた――。