令和ロマンが、7月7日に決勝戦が生配信された「第45回ABCお笑いグランプリ」の王者となり、記者会見に応じた。「M-1」王者の優勝は、史上初となる。
2024年で45回目の開催となった本大会の決勝では、総勢568組のエントリーを勝ちぬいた計12組が火花を散らした。Aブロックにはぐろう、天才ピアニスト、ダウ90000、金魚番長、Bブロックにはエバース、やました、フランスピアノ、青色1号、そしてCブロックには令和ロマン、かが屋、フースーヤ、ぎょねこの、4組ずつ3ブロックに分かれてネタを披露し、各ブロックの1位となった3組が最終決戦で激突する。みごとチャンピオンになった芸人には賞金100万円が贈呈される。決勝戦の前にスタジオでは、第44回の優勝者のダブルヒガシが漫才を披露し、大いに会場を沸かせ、いよいよAブロックの進出者からネタを披露していった。
1stステージからレベルの高い戦いがくり広げられたが、ファイナルステージには、Aブロックからダウ90000、Bブロックからは青色1号、Cブロックから令和ロマンの3組の進出となり、1組目は令和ロマン、2組目は青色1号、3組目にはダウ90000が登場し、渾身のネタを披露する。3組とも会場を大いに盛りあげ、会場の緊張感が高まるなか、ついに結果発表を迎える。
ダウ90000が648点と発表され3位が確定し、令和ロマンと青色1号が優勝候補になる。そして、過去2年連続で準優勝だっただけに、3度目の正直となるかが注目されていた令和ロマンが659点を獲得し、優勝をつかむ。2023年「M-1グランプリ2023」王者の実績もあり、髙比良くるまは「(第45回に)出るのどうなんだろうって思ってたんですけど、実際、優勝したら、めちゃくちゃうれしいです!」と喜び、松井ケムリは「これでやっと成仏できます!」と笑顔でコメントし、会場では大きな拍手に包まれた。
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