「M-1」王者は史上初、令和ロマン<第45回ABCお笑いグランプリ>優勝「かなり責任重大でした」

2024/07/08 19:30 配信

バラエティー 芸能一般

令和ロマン(C)ABCテレビ (C)AbemaTV,Inc.


そして、決勝戦後には記者会見が行われ、賞金の使い道を聞かれたくるまは「『M-1』の賞金は全額、僕がいただくというかたちだったんですけど、事前に『ABCお笑いグランプリ』の賞金は全額、ケムリくんにという約束をしていたので、ケムリくんに渡します」と明かし、ケムリは「よっしゃ! 取り戻しました!」とガッツポーズするが、「M-1」の賞金は1000万円、「ABCお笑いグランプリ」の賞金は100万円ということもあり、髙比良は「彼はまだ気づいていなかった、数字のトリックに……」と言い、会場は笑いに包まれた。

記者から「M-1」王者としての出場ということもあり、これまで感じたことのないプレッシャーはあったか、という質問をされたくるまは、「プレッシャーは正直、ありました。下克上の時って無鉄砲にいけると思うんですけど、『M-1』獲ったっていうこともあるし、7年目ということで上のほうになるので……かなり責任重大でしたね。賞レースで経験したことないくらいの緊張をしてて」と明かした上で、「控室でエバースの町田和樹が僕の3倍くらい緊張されてて、それで緊張ほぐれました。信じられないくらい緊張してました」と話すと、会場は笑いに包まれた。

ケムリは「1stラウンドが終わって、3組が出そろった時にちょっとだけ安心してて。あとふた組(青色1号ダウ90000)はコントだったじゃないですか。ここで負けても『M-1』チャンピオンの座は汚れないなって思ってました。コントに負けるのはアリだもんな!って思ってました」と言いと、くるまは「情けないな! 頭の良さを、なんて情けない方向に」とつっこんでいた。

そして、記者からこれから目指していくところを聞かれたくるまは「平和なお笑いも楽しいんですけど。今日の朝、ABCに来る時、すごいテンション、あがったんですよね。好きなんですよね、勝負が。スポーツのノリというか。戦わないと、つまんなくなっちゃうのがこわいんですよ。出られる大会がある限りは出たいです」と話し、ケムリは「僕も卓球部なので、同じ意見ですね」と乗っかると、くるまは「卓球部に闘争本能なんてないだろう! 卓球部に!」と全力でつっこみ、大きな笑いが巻き起こった。

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