ヒコロヒー＆きしたかの・高野が行き当たりばったりな旅を敢行、「ミクロヒー～ヒコロヒーのミクロな未承認国家旅～」の見どころを紹介

芸人同士の“絶妙な”コンビネーションに注目

本作では、ミクロネーションの美しい景色はもちろんのこと、ヒコロヒーと高野の、クスッと笑えるような掛け合いも見どころの一つ。普段は先輩後輩の関係性だが、番組内ではまるで同期のような仲の良さを見せてくれる。

例えば、デンマークでの朝食後に一服している際、高野はヒコロヒーの“年収”を予想し始める。「少なく見積もっても…1億3000万…？」と吹っ掛ける高野に対し、ヒコロヒーは「当たってはいないけど…」とは言うものの、その表情は“近い”“もしくはそれ以上”と読み取れる。この反応に高野は大興奮。しかしこの会話が、後の“ある出来事”の伏線となっていく。

それは、ラドニアに入国するうえで“頑丈な靴と防寒着が必要”だと聞いた2人が買い物をしていた時のこと。円安などの影響もあり、2人が購入しようとした靴や防寒着、手袋などは合計15万円にのぼってしまう。支払いに揉める2人に対し番組スタッフが、“『店員から見てお金を持っていそうな人』が払うのはどうか”と提案すると、店員は“ヒコロヒー”と即答。先ほど“1億3000万の女”と認定されたヒコロヒーはしぶしぶクレジットカードを取り出すが、この後、よきせぬ展開を迎えることに――。

本作では、売れっ子芸人同士による絶妙なやり取りが随所で見られ、ネット上でも「良きバディ感があって好き」「面白いけど難しいテーマと2人の掛け合いの緩さがバランス良くて最高だった」など、2人のコンビネーションに好評の声が寄せられている。