“スーパースターキャラ”で笑いを誘うBTS・JIN、意外な一面もたっぷり…バラエティでみせるユーモアセンス<ランニングマン>

2024/07/12 10:00 配信

バラエティー コラム レビュー

JINの本名「ソクジン」と同じ名前のチ・ソクジンと2ショット(「ランニングマン#627」より)(C)SBS

去る6月12日に、約1年半の兵役を終えて戻ってきたBTSの“長男”JIN。除隊翌日にファンミーティングを開き、彼の強い希望でファン1000人とハグを決行。その後もバラエティの収録に参加したり、パリ五輪の聖火ランナーに抜擢されるなど、休む間もなくフルスロットルで活動中だ。本記事では、そんなJINが出演した「ランニングマン」の内容や見どころとともに、JINの魅力を紹介する。

JIN、Vが出演した「ランニングマン」4回分を一挙に連続放送


そんな彼が入隊直前に出演したバラエティ番組「ランニングマン」が、7月21日(日)に衛星劇場にて放送される。放送当日は、同じくBTSのメンバー・Vが出演した同番組3回分も併せて、計4回分が連続放送となる。

「ランニングマン」とは


「ランニングマン」は、現在まで10年以上放送されている韓国の国民的バラエティ。毎回、豪華なゲストが国民的コメディアンのユ・ジェソク率いるレギュラー陣と共に、知力体力を駆使してミッションに挑み、敵味方に分かれて戦う。意外な一面や思わぬ才能が見られるのが楽しく、特にゲストのファンにとっては必見の番組だ。芸能人にも番組のファンが多く、普段はバラエティに出ないような大物芸能人も「出たい!」と言うほどなのだ。

JINも「ランニングマン」の大ファン。2016年にBTS全員で初出演した時はあっという間に出番が終わってしまい、とても残念だったそう。以来、ジェソク氏やレギュラー陣に会うたびに「出たい」とアピール。その甲斐あって、2022年、入隊前に6年ぶりに出演が叶った。

BTSのソクジンvs「ランニングマン」のソクジン


JINの本名は(キム・)ソクジンなのだが、「ランニングマン」のメンバーにも(チ・)ソクジンが居る。そこで、今回は2人のソクジンがチームリーダーとなり対決する事に。レギュラーメンバーたちは、2つのバンのうちどちらかを選んで乗り込むと、中で待つ“ソクジン”のチームになるのだが、何も聞かされていなかったメンバーたちは、本日のゲストがJINだと知ってビックリ。バンのドアを開けてJINを見つけて「信じられない!」と大興奮したり、チ・ソクジンのバンを選んだ後にもう1台にはJINが居ると知って大後悔したり…。JINもいつも見ている「ランニングマン」のどのメンバーが自分のバンに乗ってくるのか、ドキドキしながら楽しんでいた。

抜群のトークセンスで、みんなを笑わせるJIN(「ランニングマン#627」より)(C)SBS


「スーパースター」と自ら名乗って笑わせるJIN


チームが決まった後、まずはフットバレーボールで対決。勝利チームには、レギュラーメンバーたちが好きなちゃんぽんが用意されているのだが、「今日はJINが好きな物にしよう」と気を遣うユ・ジェソク。それに対してJINは、「ちゃんぽんは好きだから大丈夫」と答えた。その理由は「普段は高級品ばかり食べているから」。たまには庶民の食べ物がいいとの事で笑いを誘っていた。

JINは番組中、ずっとこのように“スーパースターキャラ”を通してみんなを笑わせていた。「僕がスーパースターだからお世辞を言ってるんですか?」と言ったり、年上のヤン・セチャンが「お金持ちの人は全員“兄さん”と呼ぶ事にした」とJINにも「兄さん」と呼んでもいいか尋ねた時は「おう、セチャン」と即座に乗っかったり、不当な扱いを受けた時には、膨大な数のフォロワーが居る彼のインスタグラムに書き込むと言って脅すフリをしたり…と、抜群のバラエティセンスを見せていた。自ら「スーパースター」と言うとみんなが喜ぶので、敢えて名乗っているそうだ。

フットバレーに続き、言われた事についてどんな事でも否定しなければいけないゲームや、ヌルヌルの床で引っ張り合いをしながら“黒ひげ”に剣を刺すゲームでも大はしゃぎ。心から楽しそうで観ているこちらも自然と笑顔になる。ちなみに否定ゲームで「RMの事が好きでしょ?」と聞かれて、「違う」と答えるしかないJINは、好きじゃない理由を「何であんなに頭がいいのか…」と答えていた。

ツッコんだりボケたりして番組を盛り上げ、トークの切り返しスキルも抜群で、JINはとてもバラエティ向きの人物だとわかるはずだ。ゼヒまた出てほしいと思っていたら、先日韓国で放送された同番組内で、チ・ソクジンが「(除隊直前の)JINから“除隊したらランニングマンに出演させてほしい”とメールが来た」と話していた。実現を願うばかりだ。