2024年シーズンのメジャーリーグベースボール(MLB)の日本人選手の活躍や試合の見どころをまとめた情報番組「MLB's ON FLEEK」#12が、ABEMAにて7月5日に放送され、元プロ野球選手で解説者の里崎智也が初登場した。
本放送回では、プロ野球の解説やYouTubeの発信、その他、メディア出演などで多忙を極める里崎に、番組MCのさや香の新山は「MLBはどのぐらいご覧になる?」と質問すると、里崎は「解説にいく時だけです」と正直な回答をして、さや香のふたりを驚かせる。
続けて、里崎は「日本のプロ野球を毎日、全試合チェックしているから、MLBもチェックしだしたら、24時間じゃ足りないです」と返すと、さや香の石井は「スゴいな。そりゃそうやわ!」と圧倒されていた。
番組では、ベースボール発祥の地のアメリカで使われている野球用語をクイズで出題し、天の声を務めるMLBジャーナリストのAKI猪瀬が解説していった。
「comebacker(カムバッカー/答:ピッチャーゴロ)」「batter's eye(バッターズアイ/答:バックスクリーン)」「mopper(モッパー/答:敗戦処理投手)」など日本球界では聞き慣れない野球用語が続々登場し、さや香のふたりと里崎は困惑する。
また、「bang-bang play(バンバンプレー)」の意味を問われると、新山は「乱闘に楽しそうな“bang-bang”とかつける?」と首を傾げると、石井は「逆に乱闘をポップな言い方するんじゃない?」と正反対に予想する。この答えは、ふたりが思いつきもしなかった「クロスプレー」のことで、AKI猪瀬は「“bang”はスリルを意味するスラング。スリルに飛ぶような、アウトかセーフかわからないプレーということ」と解説する。
続けて、出題された「meatball(ミートボール)」では、新山は「チームでいちばん太った選手」、石井は「自打球」、里崎は「失投、甘い球」と答えると、新山は「あー! (肉の)ミートボールは甘いからや!」と合点がいったリアクションに、里崎は「失投によって、ミートしやすいってこと」と冷静に伝えると、新山は「あっ、すみません。僕だけ変なことを言って……」と即座に頭を下げ、笑いを誘う。里崎の予想どおり、正解は「どまんなかのボール」で、AKI猪瀬は「どまんなかの球は打者の好物のため、みんなが好きな食べ物のミートボールとかけた」と説明する。里崎は「今度から解説で使おう。『いや、今のミートボールでしたよね』って(笑)」とニヤリと笑う。
さらに、3人の頭をなやませる難問、「chin music(チンミュージック)」という聞き慣れない単語が飛び出すと、「試合前に流している男性アーティストの曲」「守護神の登場曲」など音楽をイメージした回答が続く。正解は「インハイ(打者から見て内角高めゾーン)」のことで、AKI猪瀬は「chinはアゴのことで、打者のアゴの近くに投球すると、驚いて打者の鼓動が早くなるから。『お前のアゴに音楽を聴かせてやるよ』という意味です」との解説に、新山は「さすがに表現がアメリカすぎる!」とツッコミを入れていた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)