SEVENTEEN、デビュー9周年を迎える“自主制作アイドル”の魅力に迫る…ドラマ&バラエティ番組にも出演

2024/07/10 18:00 配信

ドラマ バラエティー コラム

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世界中で人気を集める13人組ボーイズグループ・SEVENTEEN。デビュー9周年を迎えた彼らは、歌やダンスの高い技術を誇るだけでなく、バラエティ番組などで見せる仲の良さも人気の理由の一つだ。本記事では、SEVENTEENの魅力について迫るほか、彼らの素顔が垣間見えるバラエティ番組や、メンバーが単独主演を務めたドラマなどを紹介する。

3つのユニットで構成される13人のメンバーたち


SEVENTEEN(略称:セブチ)は、13人組というK-POPの中では比較的人数が多いグループとして知られている。彼らは2015年5月26日に『17 CARAT』というミニアルバムで韓国デビューを果たした。

グループメンバーはVOCAL TEAM、HIPHOP TEAM、PERFORMANCE TEAMという3つのユニットに分かれている。

VOCAL TEAMには、グループの楽曲の作詞作曲を務めることもあるWOOZI(ウジ)、“天使”と呼ばれる美貌を持つJEONGHAN(ジョンハン)、ギターが得意なJOSHUA(ジョシュア)、ミュージカルにも出演した経歴を持つDK(ドギョム)、そしてサービス精神旺盛なSEUNGKWAN(スングァン)が所属している。

HIPHOP TEAMにはSEVENTEEN総括リーダーのS.COUPS(エスクプス)、ニューヨーク出身でバイリンガルのVERNON(バーノン)、低音ボイスが魅力のWONWOO(ウォヌ)、ビジュアル担当の一人・MINGYU(ミンギュ)が所属している。

PERFORMANCE TEAMにはセブチのダンスマシーン・HOSHI(ホシ)や、中国で子役活動をしていたJUN(ジュン)、アクロバットが得意なTHE 8(ディエイト)、セブチの末っ子DINO(ディノ)が所属している。

また、SEVENTEEN内には、ブソクスン(BSS)というスングァンドギョムホシからなる3人組ユニットが活動している。最近では、2023年2月に“ファイティンヘヤジ”のフレーズで話題を集めた新曲「Fighting (Feat. Lee Youngji)」の発表で大きな話題を集めた。

所属事務所は、BTSが所属するHYBEの傘下・PLEDIS(プレディス)エンターテインメント。現在はSEVENTEEN以外にもガールズグループのfromis_9(プロミスナイン)、“セブチの弟分”としても知られ、2024年1月にデビューしたばかりのTWS(トゥアス)が所属する注目の事務所である。

ちなみに、セブチのファンは“ダイヤモンドであるメンバーを輝かせる存在”という意味を込めて「CARAT(カラット)」と呼ばれている。

“自主制作アイドル”として作詞・作曲・振り付けなどをこなすSEVENTEEN

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高い歌唱力を誇るSEVENTEENだが、中でもハイレベルなパフォーマンスは魅力ポイントの一つ。所属事務所のPLEDISエンターテインメントは数ある事務所の中でも特にダンスパフォーマンスに厳しいと言われており、その厳しい環境は、練習室の壁がメロナ(韓国のメロンアイスの名前)の色に似ていることから“メロナ監獄”と呼ばれるほどだ。

そんな環境で練習を積んだ彼らは、デビュー以来1人も欠けることなく活動を続け、ライブやMVなどでは一糸乱れぬパフォーマンスを披露している。

また、SEVENTEENは“自主制作アイドル”としても知られている。というのも、多くの曲の作詞作曲をメンバーのウジが手掛けており、振り付けはダンスが得意なホシが担うことも少なくない。

ウジが作詞作曲に関わる楽曲は、デビュー曲「Adore U」からヒット曲の「VERY NICE」や「Pretty U」まで幅広く、カラットからも評価が高い。ネット上では「作曲のセンスが神」「ウジが作詞作曲に携わってる時点で神曲確定!」など、その才能を絶賛する声で溢れている。

ちなみにウジはグループ初となるドキュメンタリー作品「SEVENTEEN : HIT THE ROAD」内で、「僕は楽曲制作を行うことが好きなんです」と語っていた。“音楽プロデューサー”としても才能を発揮するメンバーがグループ内にいるのは、セブチの特徴と言えるだろう。

そしてセブチと言えば、メンバー全員仲が良いことでも知られている。それは、彼ら13人全員が同じ意志を持って“魔の7年”を乗り越えたことも関係しているのかもしれない。

韓国では事務所の多くがアイドル側と7年間の契約を結んでいるが、どんどん新しいグループが輩出されるなどその競争は激しく、再契約を結ばず脱退、自然解散などという形でこれまで通りの活動ができなくなるケースも多い。これがいわゆる“魔の7年”というものだ。

メンバー同士の絆について、ホシは以前ウェブバラエティ「つまらないものですが」で、「メンバーは家族でもあるけど、家族を超えて長い間共感して一緒に過ごすことができる友達」と熱く語っていた。普段の彼らは“楽屋で騒がしくしてクレームを入れられるほど賑やか”であることからも、13人の仲の良さがうかがえる。