「Japanext CUP」予選G組のジョーカーは“最速最強”多井隆晴 実力伯仲のメンバーが競う第1試合は激動の展開

2024/07/20 12:00 配信

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「Japanext CUP」予選G組のジョーカーは“最速最強”多井隆晴※提供画像

無料のBS放送局「BSJapanext<263ch>」で放送中の「麻雀オールスター Japanext CUP」(毎週日曜よる10:00‐11:45/公式アプリ「つながるジャパネット」、コネクテッドTVサービスでも無料同時配信)。7月14日(日)に放送された予選G組第1試合では内田みこ、浅井堂岐、桑田憲汰に加え、当日発表のジョーカー枠として現れた多井隆晴が激闘を繰り広げた。

Mリーガー多井隆晴が参戦


「麻雀オールスター Japanext CUP」は2024年から始まった麻雀の大会。優勝賞金300万円と真のナンバー1の座を勝ち取るため、各麻雀プロ団体のタイトルホルダーやMリーガーら32名がトーナメント戦で対局を繰り広げる。豪華メンバーがそろった本大会だが、特に注目を集めるのは各組に存在する“ジョーカー枠”。Mリーガーや、プロではないものの腕に自信のある著名人などが選ばれるのだが、誰なのかは当日までわからないのだ。

これまで伊達朱里紗や漫画家・森川ジョージなど、多種多様なメンバーがジョーカーとして登場した。そんななか、予選G組のジョーカーとして発表されたのは“最速最強”“麻雀星人”の名で知られる多井隆晴。多井は渋谷ABEMASに所属しているMリーガーであるほか、2020年度「麻雀最強戦」を制した実力者だ。Mリーガーとしても2022-23シーズンで、所属チーム「渋谷ABEMAS」の初優勝に貢献している。

もともとは攻撃的な麻雀を得意としていた多井だが、藤原隆弘のもとでの修行を経て守備的な麻雀も体得。二つ名である“最速最強”は、自ら「最強」を名乗ることで自身にプレッシャーをかける…というストイックな由来なのだとか。

そんな多井と“屈強キャッツアイ”の内田、“リーチ一発将軍”の桑田のほか、Mリーグ2024-25シーズンドラフト会議でセガサミーフェニックスから指名されて新Mリーガーとなった浅井の4名が激闘を繰り広げる予選G組の火ぶたが、切って落とされた。

激闘に次ぐ激闘、猛者揃いのG組予選第1試合の結果は


第1試合東1局で盤面を動かしたのは桑田だった。まずは3000点のリードを手に、勢いをつけて攻め上がっていく。「こういう所降りないんですよ」と解説も感心する、得意とする強気の姿勢を見せた。

続く東2局でもリードを広げた桑田だったが、東3局では内田の強烈な巻き返しで逆転を許してしまう。多井、浅井も追従していくものの、思うように結果を残せないまま内田のリードが広がっていく展開に。

その後は多井・浅井が怒涛の巻き返しを見せるものの、内田・桑田も負けじと引き離しを狙う。第1試合最終となる南4局で多井が浅井から点数を奪う形でなんとか食らいつき、第一試合の幕が閉じる。

トップで第1試合を終えた内田は、「1戦目でトップを取るのは嬉しい」と安堵の表情を見せる。「多井さんだったらこう打ちそうだなっていうのを考えて打っていました」と、読みが冴えた要因が“人読み”だったことを明かす。

続く2着の桑田は「ツイてる時にいっぱい勝つみたいな打ち方なので、南3局の親番は嬉しかったです」と第1試合を振り返った。3着のジョーカー枠・多井はプライベートでも親しい解説・白鳥翔が「鼻につく」と場を和ませつつ、「もう3着全然よしで、トップ以外はあんまり変わらないかな」とコメント。さまざまな状況を想定していたなかで、今回の展開は「10個あるうちの下から4番目くらいの選択かな」とわずかに悔しさを滲ませた。

惜しくも4着となった浅井は、「流石にしょうがない」と苦笑。しかし「とりあえずトップを取ればだいたいチャラにはなるので、そこを目指しつつラストも引かないようにというバランスで」と、まだまだ折れない強気の姿勢で今後の展望を語った。

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