<SHOGUN 将軍>全世界での大ヒットに「エミー賞」での旋風に期待高まる 日本人歴代最多ノミネートも

2024/07/11 15:45 配信

ドラマ 動画

「SHOGUN 将軍」(C)2024 Disney and its related entities

アメリカの優れたテレビドラマ、番組を表彰する「第76回エミー賞(R)」各賞のノミネートが、7月17日(水)に発表される。今回は、Destiny+の「スター」にて配信中のドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」に史上最多ノミネートの期待が高まっているだけでなく、参加した日本人キャストやスタッフのノミネート数にも注目が集まっている。

ハリウッドだから描けた壮大な“戦国スペクタクル・ドラマシリーズ”


戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説“SHOGUN”を、「トップガン マーヴェリック」の原案を手掛けたジャスティン・マークスや、真田広之らハリウッドの製作陣により、ドラマシリーズとして描きたした本作。

物語の舞台となるのは、徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜。窮地に立たされた戦国一の武将・虎永(真田広之)と、その家臣となった英国人航海士・按針(コズモ・ジャーヴィス)、二人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン・鞠子(アンナ・サワイ)が繰り広げる、歴史の裏側の壮大な“謀り事”や待ち受ける大どんでん返しを描いていく。

ディズニー傘下の製作会社・FXによる、日本では描ききれない壮大なスケールと映像世界は圧巻。陰謀と策略が渦巻く“SHOGUN”の座を懸けた“戦国スペクタクル・ドラマシリーズ”として、世界で大きな反響を呼んでいる。

全世界の盛り上がりに、エミー賞ノミネートへの期待高まる


本作は、配信開始から6日間で全世界で900万回再生を記録し、スクリプテッド・ゼネラル・エンターテイメント・シリーズ作品として、Destiny+の中で歴代No.1に。そして、全世界での大ヒットを受けて、FXが本作のシーズン2&3の制作に着手したことも発表され、大きな話題となった。

また、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」のレビュー評価では、配信開始直後まで脅威の100%フレッシュを記録。現在も99%という非常に高い数字をキープ(7月8日時点)しており、海外では配信日の火曜が“Toranaga Tuesday”と呼ばれるなど、一大社会現象となっている。

そして、いよいよ7月17日(水)にノミネーションが発表される「第76回エミー賞」では、史上最多ノミネートも期待される中で何部門にノミネートされるのかが焦点に。真田やサワイらキャスト陣だけでなく、スタッフも含めて日本人が何人ノミネートされるのかにも注目が集まっている。

「SHOGUN 将軍」あらすじ


戦国最強の武将・吉井虎永は、覇権を狙う五大老と敵対し命をかけて戦う武将。彼に敵の包囲網が迫っていたある日、英国人航海士のジョン・ブラックソーン(後の按針)が虎永の領地へ漂着する。虎永は、語学に堪能でキリスト教を信仰する戸田鞠子に按針の通訳を命じ、次第に按針と鞠子の間には固い絆が生まれ始める。

一方で、按針を利用して窮地を脱する虎永だが、按針から世界を見聞きし幾度も命を救われることで、彼を侍の地位に取り立てることに。そんな中、五大老の脅威が次々に迫り、虎永は絶体絶命に追い詰められる。だが、彼の勝利への種まきは按針の漂着からすでに始まっていた。果たして虎永の壮大なる謀り事とは。そして彼は、按針と共にこの乱世を制することができるのか。