RAIN(ピ)ことチョン・ジフンの“強くて紳士”な完璧ボディーガードぶりに視線集中「恋に落ちないほうが難しい」<レッド・スワン>

2024/07/12 07:10 配信

ドラマ レビュー

「レッド・スワン」はディズニープラスのスターで配信中(C)2024 Disney and its related entities

「紳士の品格」(2012年)などで知られる俳優キム・ハヌルと歌手“RAIN(ピ)”として日本でも人気のチョン・ジフンが共演する韓国のサスペンスドラマ「レッド・スワン」の第3、4話が7月10日に配信。主人公・ワンス(キム・ハヌル)付きの警護員となったソ・ドユン(チョン・ジフン)のファイン家での日常業務がスタートした。警護員としての分はわきまえつつ、ワンスの寂しさに寄り添う――そんな、強さと優しさを併せ持ったドユンに魅了されるファンが続出した。(以下、ネタバレがあります)

明かされていく財閥家の秘密と欲望


「レッド・スワン」は、財閥家の秘密と欲望を暴くスキャンダラスなサスペンス。韓国上流階級のトップ1%に入る大財閥“ファイン家”に嫁いだワンスが、何者かに銃撃される。一方、友を殺した犯人を捜す元警察官・ドユン(ジフン)は、自分が追う犯人がワンスを狙った者と同一人物、しかもその黒幕はファイン家の人間だと考え、彼女のボディーガードとなって共にファイン家の秘密を探り始める。

第3、4話では、財団の仕事から帰ったワンスに従ってファイン財閥邸での日常業務をスタートさせたドユンの姿が描かれた。

財閥会長としてファイン家を牛耳り、裏金づくりに余念がない義母パク・ミラン(ソ・イスク)を筆頭に、ファイン家の人々は秘密と欲望にまみれた後ろ暗い人物ばかり。副会長ながら家業には無関心で愛人を何人も囲う夫キム・ヨングク(チョン・ギョウン)、その元秘書でヨングクとの間にできた子を育てる愛人チャン・テラ(キ・ウンセ)らもワンスを追い詰めていく。

さらに、ワンス自身の子の身に降りかかった悲劇も明かされるなど、第3、4話は、ファイン家内部のドロドロ具合と、ワンスのつらい境遇が次々に明らかになっていく刺激的な展開となった。

ドユン(チョン・ジフン)と財閥家御曹司ヨングク(チョン・ギョウン)(C)2024 Disney and its related entities

「私はいないと思ってください」


そんな中、異彩を放ったのはやはり、ジフン演じるドユンの有能ぶり。義母ミランの意地悪な仕打ちに傷ついたワンスが一人で車に乗って家を出ていこうとすると、ドユンはサッと助手席に乗り込んで、シートベルトを締め始める。ワンスに「一人にして!」と拒否されても涼しい顔で「一人では危険です。私はいないと思ってください」と、仕事熱心なボディガードぶりを印象づけた。

「レッド・スワン」会見より(C)2024 Disney and its related entities