渋谷凪咲「夜の新宿はベスト。キャッチされた方がマシなくらい怖い(笑)」主演映画とコラボした没入体験タクシーに試乗

2024/07/12 12:00 配信

映画 会見

渋谷凪咲※ザテレビジョン撮影

畳み掛けるように恐怖が迫ってくる


「まずコンコンコンっていうノックの音から入って、『え?』って横を振り向いても誰もいない。リアルな、ほんまにタクシーの中にいるときの、外からノックされた音やったり、ドアが開く時のピーピーピーって音とかが流れてきて、『えー!』ってパニックになったら、次は後ろから攻めてきて…。バックドアが開いて、キャリーケースとか積んでいたら『(自分の荷物)大丈夫かな?』って心配になるぐらい、ほんまにリアルで」と体験を振り返る渋谷。

その後も体験した内容を細かく伝え、「どう身動き取ったらいいか分からへんみたいなパニックの状況の中、最後は画面にスマホをかざしたら、まさかの電話が…みたいな。畳み掛けるように恐怖が迫ってきて、(いろいろありすぎて)あっという間に目的地に着けると思う。1人も怖いけど、友達と乗るとより怖いけど楽しいというか、一生の思い出になるんじゃないかな。一生に1回の体験だと思うんですよ。自分でも(改めて)乗ってみたいなと思います。この『日常生活の中に溶け込んだ恐怖』っていうのが今回の映画のテーマにもなっていて、それを形にしたお化けタクシーになっているので乗ってみたいです」とアピールした。

プライベートでは、タクシーでの怖い経験はないそうだが「大阪のタクシーに乗ったらアメちゃんをくれたりするんですけど、この間『アメちゃんあげるわ』ってのど飴1本分もらって(笑)。いつも1個とかなんですけど、1本もらった時はうれしかったですね」というエピソードを披露。

「あと、たまにタクシーの運転手さんが携帯を立て掛けて、お子さんとか家族の写真をスライドショーにされている方がいるんです。それを見た時は、安心して運んでくれるんやろうなみたいな、人間性が溢れる優しい運転手さんにはお会いしたことがあります」と、タクシーで感じることを明かした。

「あのコはだぁれ?」ラッピングタクシーのイメージ(C)2024「あのコはだぁれ?」制作委員会

体験してほしい人はかまいたち・山内健司


ほか、同タクシーが新宿を走行するという話題では「栄えている場所でみんなが楽しそうに笑って行き交っているのに、一人だけこの世界に取り残されている恐怖みたいな。そういうのもすごく怖いだろうなって思うし、シンプルに人けのない道も怖いと思うんですけど」とコメント。

「マジで一番怖いのって、たぶん夜の新宿だと思うんです。いろんな怖さがあるというか。夜の新宿っていう雰囲気にのまれながらキャッチに迫られるとかも怖いと思うけど、お化けに迫られるならキャッチされた方がマシかって思うぐらい(笑)。夜の新宿はベストだなと思います」と称賛する。

さらに、「誰に体験してほしいか」という質問には、かまいたち・山内健司の名前を挙げた。「山内さんはお世話になっているんですけど、かまいたちさんのYouTubeチャンネルでなぜか勝手に(映画の)告知をしてくれるっていう…(笑)。私、何もお願いもしてないし、もちろんこの映画からは誰も行ってないのに、勝手に山内さんがチラシとかポスターを取り寄せて、そのチラシ1枚の情報で動画を作り上げてくださったっていうことがあって感謝しているので、ぜひかまいたちさんに乗っていただいて、この恐怖体験をしていただきたいです。山内さんと2人で乗るっていう、お化けタクシーデートじゃないですけど(笑)、それもしたいですね」と回答していた。

渋谷凪咲※ザテレビジョン撮影

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