授業は一時中断されてバスケを再開するが、周囲の者たちは航平に気を使い過ぎて、航平は簡単にシュートできてしまう。隣のコートでは、バスケに熱中する太一の楽しそうな姿があった。航平は、難聴を発症した時に感じた“居心地の悪さ”を思い出す。航平は太一とも距離を置こうとするが、そんな航平に太一は怒り、2人はまた仲良くなる。
航平は太一たちとバスケをし、太一は航平に対しても容赦なく立ち向かってくる。航平がシュートを決めてチームとハイタッチすると、「くっそ、このまま終わると思うなよ!航平!」とあおってくる太一。航平は笑顔でイキイキとバスケをする。
航平は「“向こう側”にも俺の居場所はあるかもしれない」と思うのだった。
航平のつらさは見ていて苦しいが、太一によって航平が希望を持つ姿には涙があふれた。SNSでも「ラストバスケでの航平見ながら泣いた」「航平、太一の友達とバスケしたときは太一がちゃんと向き合って普通にプレイしてくれたのがよかった」「みんなとバスケしてるとこジーンとしちゃって気づけば涙がポロポロ」とコメントが寄せられた。
◆構成・文=牧島史佳
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