八木勇征のほっぺに瀬口黎弥がキス? FANTASTIC 6の多彩な顔が見られるステージ「BACK TO THE MEMORIES」の魅力とは

2024/07/12 19:00 配信

バラエティー 映画 コラム

「BACK TO THE MEMORIES PART3」より(C) BACK TO THE MEMORIES製作委員会

ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSのユニット、FANTASTIC 6(澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人、八木勇征、中島颯太)が出演する舞台「BACK TO THE MEMORIES」シリーズ3作が日本映画専門チャンネルで7月16日から3夜連続放送。さらに、同チャンネルでしか観られないスペシャル映像『FANTASTIC 6 SPコメント』も放送される。また、同グループ所属の八木勇征萩原利久とともにW主演を務めた「美しい彼〜special edit version〜」と「劇場版 美しい彼〜eternal〜」も放送。「BACK TO THE MEMORIES」と連動するテレビシリーズ「FUN!FUN!FANTASTICS」(日本テレビ系)の第4弾も現在放送中とあって、FANTASTICSが大いに盛り上がりを見せている。そこで、本記事では笑いあり涙あり歌ありのライブステージ「BACK TO THE MEMORIES」シリーズ3作の見どころを紹介しよう。

エンターテインメントショー「BACK TO THE MEMORIES」とは

「BACK TO THE MEMORIES PART3」より(C) BACK TO THE MEMORIES製作委員会


「BACK TO THE MEMORIES」は澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人、八木勇征、中島颯太のFANTASTIC 6が織りなすエンターテインメントショー。FANTASTICSのリーダーである世界と佐藤大樹から「6人だけで新しいユニット名を付けて、新しいエンタメを作る」ように言い渡されたFANTASTIC 6の面々が、お芝居と歌を融合させた新感覚のライブステージを作り上げている。

物語が進行していくなかで、演者がその場面の思いを歌い上げる一般的なミュージカルとは少し違い、同ステージではその場面に即した既存曲のカバーをFANTASTIC 6が披露していく。登場する数々のカバー曲は、同ステージと連動するテレビシリーズ「FUN!FUN!FANTASTICS」で各界のレジェンドをゲストとして呼んで学んだ80年代・90年代を彩ったヒット曲がメインで、幅広い世代が楽しめるラインナップ。そして、舞台の後半では、劇中のパーティーで、かくし芸を披露している。

八木勇征のほっぺに瀬口黎弥がキス!?

「BACK TO THE MEMORIES」より(C) BACK TO THE MEMORIES製作委員会


お芝居のパートで描かれるテーマは、シリーズ3作を通してさまざまな家族の問題といったところ。パート1では主人公の両親に離婚の危機が持ち上がり、パート2では主人公が恋をした女性の息子が自分と同い年と発覚。パート3では現役サッカー選手の父が身体に無理をしても現役にこだわり、主人公が悩むことに。とはいえ重い空気なわけではなく軽やかなムードで展開されていき、時にはシリアスな演技で物語の世界に引き込まれる。「美しい彼」の八木を筆頭に、中島や木村など、演技経験も豊富なメンバーが多く見応え十分だ。

芝居パートにふんだんに盛り込まれているのが、ヒットソングのカバー。不朽の名曲ばかりなので80年代・90年代に青春を謳歌した世代はもちろん、まだ生まれていなかった世代もきっと耳馴染みがあるはず。例えば「Get Wild」(TM NETWORK)や「SAY YES」(CHAGE and ASKA)、「愛は勝つ」(KAN)などなど誰もが口ずさめるような人気曲がほとんど。他に「Body&Soul」(SPEED)や「LOVEマシーン」(モーニング娘。)、「MajiでKoiする5秒前」(広末涼子)といった女性ボーカルのナンバーもあり、ポップでかわいらしいFANTASTIC 6の歌とパフォーマンスが見られるのも楽しい。

「BACK TO THE MEMORIES PART3」より(C) BACK TO THE MEMORIES製作委員会

パート3で披露された「Timing〜タイミング〜」(ブラックビスケッツ)では、メンバー同士がじゃれ合うシーンも。メンバーがカメラに投げキスをしたり、ウィンクしたりとファンサービスしていくなか、八木が歌っていると瀬口が満面の笑みで八木に近づいてほっぺにキス! 八木が笑顔で驚くリアクションを見せ、2人の仲の良さが伺える。観客の歓声も大いに盛り上がって臨場感たっぷりだ。そして、この曲のようにメンバーが「クラップ!クラップ!」と声をかけて観客に手拍子を促し、ライブ感覚で観客と一体になる場面も展開。ライブ配信を見ている感覚で一緒になってノリノリで楽しむのも一興だろう。