また、歌だけでなく、芝居パートでは物語に沿って大喜利も繰り広げられる。パート2で誕生日にプレゼントをもらった話題が出れば「もらって嬉しかったプレゼント、いったい何をもらったでしょうか!?」とお題が出されて、いきなり大喜利が開始。それに対して突拍子もない答えが繰り出され、思わず吹き出してしまうことも。
さらに後半ではメンバーがそれぞれ練習してきたかくし芸を披露。アーチェリーやテーブルクロス引き、マジック、綱渡りといった、それぞれ得意技を生かしたものや、このために挑戦してきたものなど、バラエティに富んだプログラムとなっている。
パート1では澤本がバスケットボールの3Pシュートにチャレンジ。ボールを使った軽やかな曲芸を見せたあと、澤本がシュートに挑む。会場が静まり返って緊張感が高まるなか、シュートを試みるも、ここでとあるハプニングが。メンバーからも驚きと笑いが起き、澤本自身のおちゃめな様子を見ることができて、ファンは喜ぶにちがいない。こうしたメンバーの素の表情が垣間見れるのも、同ステージの見どころのひとつだ。
真剣な芝居もあれば、歌も笑いも盛り込まれ、おまけにかくし芸も楽しめてしまう。盛りだくさんの内容で、通常のFANTASTICSのライブでは味わえないエンターテインメントに仕上がっている「BACK TO THE MEMORIES」。日本映画専門チャンネルでは7月16日からシリーズ3作が3夜連続放送され、同チャンネルでしか見られないFANTASTIC 6からの撮り下ろし特別コメントも放送されるので、FANTASTICSファンの方は必見だ。
◆構成・文=牧島史佳
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