水谷豊「今にも通じるところがたくさんある」、ドラマ『熱中時代2・先生編』の見どころや学生時代に熱中していたことを明かす

2024/08/01 08:30 配信

ドラマ インタビュー

「熱中時代2・先生編」より(C)NTV


水谷豊の学生時代は…?「走ることにも熱中していました」


――先生編の第2シリーズでは主題歌として「やさしさ紙芝居」を水谷さん自身が歌われていますが、主題歌を担当した経緯を教えてください。

熱中時代」が始まるよりも前に、歌を歌うようになっていて、「熱中時代・刑事編」でも主題歌の「カリフォルニア・コネクション」を歌いましたので、第2シリーズの時も「主題歌を歌いませんか?」と提案していただきました。

――「やさしさ紙芝居」はノスタルジーを感じる曲で、懐かしさと切なさがありますよね。

はい。「カリフォルニア・コネクション」も「やさしさ紙芝居」も、作曲は平尾昌晃さんです。タイプは違う2曲ですが、やっぱりメロディーがいいんですよ。普通は、譜面通りに歌わないといけないんですが、僕はそれができないんです(笑)。平尾さんは「譜面通りじゃなくていい」って言ってくれて、それで気が楽になりました。作詞は松本隆さん。歌詞の世界観もいいですよね。

――ドラマのタイトルにちなんでの質問ですが、学生時代に“熱中”していたことはありますか?

1964年、僕が小学6年生の時に東京オリンピックが開催されました。12歳になる年に児童劇団に入ってこの世界での活動を始めたわけですが、演技だけじゃなくスポーツも好きでした。進学した中学校は陸上のコーチが日体大から来ていたくらい、陸上が強い学校だったんですけど、体育祭での僕の走りを見て、そのコーチに「素質がある」って言われて陸上部に勧誘されました。「バンパイヤ」というドラマも始まっていたのですが、中学2年の時は陸上部にも入って、走ることにも熱中していました。

――最後に、「熱中時代2・先生編」の見どころをお願いします。

第1シリーズが46年前、第2シリーズが44年前ということになりますが、きっと見ている方は40年以上前のものだということを忘れてしまうくらいのドラマだと思います。今、どこかでこういうことがあってもおかしくない世界というか、子どもたちが抱えている悩みとかは昔も今も変わらないと思いますので、今にも通じるところがたくさんあるんじゃないかなって。僕も今、第1シリーズを楽しく見ています。エンターテインメント作品ですから、第2シリーズも見て楽しんでいただけたら嬉しいですね。

◆取材・文=田中隆信(スタイリスト:髙橋正史、ヘアメイク:遠山美和子)

水谷豊撮影=宮川朋久

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