高校時代、児童養護施設にお世話になっていたというやす子の過去が、会見で明らかとなった。そのため、今回は新たに「マラソン児童養護施設募金」を開設。これまでのように福祉、環境、災害復興などさまざまな目的で使われる募金とは別に、やす子に賛同し集まった募金は、全て児童養護施設のために使われることが決定した。
その方法とは、やす子が走っている間、画面上に出続けるコードをスマホで読み込む手法。やす子自身も「子供の時に募金したことがあったんですけど、『あれってどこに行ってるんだろう?』って思ったことがあるんです。でも今回は今までと違って、明確に募金の行く先が分かるので皆さんのチャリティーの思いが強まったらいいなと思います」とコメントした。
また上田から、児童養護施設にいた時の暮らしについて聞かれると「ずっとぼやかして自衛隊に入った理由を言っていたんですけど、過去にこういう話をしたら“可哀想”って思われる機会が多かったので伏せてたんです。でも自分が告白することで、児童養護施設の現状を皆さんに分かってもらったり、知ってもらえるきっかけになれたら、そこにいる子どもたちが、もっと豊かになればいいなと思って打ち明けました」 と等身大の自分を見せ、走ることの意味やエネルギーにもつながってくる、と話す。
早速走りの練習をしているというやす子。調子について聞かれると「6月末ぐらいからやっていて、すごく楽しいですね。これから徐々にペースは上げていくんですけど、今は一週間に一度、短時間ですが海を見ながら走ったりしています。あと練習後のご飯が美味しいですね」と笑いを誘い、得意の愛嬌を見せた。
また今年はやす子と共に、数キロ一緒に走ってくれる市民ランナーを募集すると発表。「走る人が好きな人でもいいし、思い出を作りたいっていう動機だけでもいいと思います」と呼びかけがあり、応募フォームは情報解禁後にHPで募集が開始されるという。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)