関水渚&森香澄がスケバン衣装でパフォーマンス 高橋文哉「好きになりました」<伝説の頭 翔>

2024/07/19 06:00 配信

ドラマ 会見

“伝説の頭”から“ドルオタ”まで演じ分ける高橋を共演者が絶賛


そんな中、高橋が突然「すいません、ちょっと僕この後ちょっと予定がありまして…」と言い出し、主演にも関わらずステージを降りるというまさかの展開に。残された4人は、改めて一人2役という難しい役どころに挑む高橋についてそれぞれコメント。

井桁は「私が接する時は、外見は一緒、中身は達人っていう状況なので、パッと見は本当に翔なんですよ。翔と接してる感じなんですけど、目線のちょっとした揺らぎとか、本当に接してみないとわからないちょっとした表情の違いで達人を演じているのが本当にすごいなと思って。

なので見ている方も、外観が翔だったりするのでもしかしたら混乱する方もいらっしゃると思うんです。でも文哉くんの演技でちゃんと今どっちなんだっていうのがわかるのが、本当にすごいなあと思いますね。文哉くんだからこそ成立する役なんだろうなってすごく思います」と絶賛。

菅生も「(見た目は)全く一緒なのに、目と雰囲気でわかるんですよね。喋らなくても『あっ、もう(役が)違う』ってわかるので。技術でやっているわけじゃなく、心からというか全部が違うので。僕も総長と接する時に(態度が)変わるんですけど、それもあえてとかじゃなく(高橋の役が変わっているから)自然と変わっちゃう」と、周囲のキャストも高橋の熱演に引っ張られていることを明かした。

座長・高橋文哉が不在の中、一人2役に挑む高橋のすごさを共演者目線で語り合う一幕も


関水は「私も(高橋が)一日で2人を演じている姿を見て、メークチェンジの数十分で、雰囲気から全部ガラッと変わってくるんですよ。芝居でもリードしてもらっている感じです。さっき(高橋が)2役やると何倍も疲れるって仰ってたじゃないですか。あれと対峙してしまうと、私もその日不思議な感覚に襲われて、いつもの倍くらい疲れました(笑)」と、意外な反応が体に起こっていたそう。

森は「私は基本的には翔になりきっている達人と一緒になるシーンと、あとはライブに来てる(素の状態の)達人と一緒になるシーンが多いんですけど、ライブに来てる時の達人はすごいです。本当にオタクです。オタクをすごく再現していて。

私自身もアイドルオタクなので、そっち(客席)側にいる人間としてすごくわかるんですけど、本物です。オタクの目をしているし、オタクの仕草、アイドルに会えてうれしいっていう達人がそのもので、本当にすごいなって」と、「リアルなオタク」としての達人を演じきる高橋に驚いていた。

街スケのパフォーマンスに“達人”も熱狂


そして今回、古くさい街角のスケ番ズのデビュー曲でつんく♂がプロデュースを担当した「バッキャロー!LOVE」のMVが初公開されることに。関水は「まさかMVまで作っていただけるとは。カメラマンさんが宇多田ヒカルさんのMVを撮影されるされている方で、すごいことになってるんです。早く見ていただきたいです」とアピール。

森も「本当に普段アイドルの方を撮ってらっしゃる監督さんにお願いして、本当のアイドルさんのMVが出来上がったので、かなり本格的です」と、楽曲、映像ともに“本気”な陣容で制作されたことを重ねて強調した。

早速MVが公開されると、「『バッキャロー!LOVE』だ!」と連呼しながら普段の達人の姿となった高橋が再登場。達人として大興奮する高橋の前で、関水と森が楽曲のダンスを披露するサプライズも。森は生歌まで披露するなどノリノリで、会見場をライブハウスのような熱狂へ導いてみせた。


MVとパフォーマンスを見た高橋は、「僕は撮影現場でライブを見て、一緒に踊って、ペンライトとか振っている側なんで、生の迫力も知ってるんですけど、MVは初めて見たのでメチャクチャカッコいいし、街スケを(より一層)好きになりました」と、ファンとしてMVの仕上がりに太鼓判を押した。

最後に高橋は、「今見ていただいた現場のこの空気感と、キャスト陣の息の合ったアクションだったり、人間性を描いてるお芝居部分だったり、本当に内容濃く楽しく見ていただけるなと思っています。

そして平日の最後、金曜日の夜に皆さんに笑っていただいて、平日の疲れを吹っ飛ばしてまた健やかに土日を迎えられるような、スカッとするような、クスッとするようなドラマをお届けできればなと思っているんですけど、僕はこのドラマは『ヒューマンドラマ』だと思っていて。

僕が今扮している山田達人が、この格好から最終話に向けてどのように人間が変わっていくのか、一番見ていただきたい部分でもございますので、皆さまぜひ7月19日金曜夜に、テレビの前でまたお会いできたらなと思います」と、視聴者へメッセージを寄せた。

達人の姿で再登場した高橋文哉(中央)と、役柄に準じたやり取りを繰り広げたキャスト陣