中沢元紀“航平”、小林虎之介“太一”には心を開いて笑顔になる姿が胸熱<ひだまりが聴こえる>

2024/07/16 21:50 配信

ドラマ レビュー

おいしそうに弁当を食べる太一(小林虎之介)を見て笑顔になる航平(中沢元紀)(C)「ひだまりが聴こえる」製作委員会

中沢元紀小林虎之介がW主演を務めるドラマNEXT「ひだまりが聴こえる」(毎週水曜深夜0:30-1:00、テレ東系)の第2話が7月10日放送された。人と距離を置いてきた航平(中沢)だが、太一(小林)には心開いて笑顔を見せる姿が描かれて、見ている方も笑顔になって胸が熱くなった。(以下、作品のネタバレを含みます)

「ひだまりが聴こえる」とは


本作は、文乃ゆきによる同名コミックが原作。難聴によっていつしか人と距離を置くことが当たり前になってしまった大学生の杉原航平と、明るく真っすぐな性格の同級生・佐川太一が、聴覚に障がいのある生徒に講義内容をリアルタイムで伝えるボランティア“ノートテイク”によってつながっていく姿を描く、切なくもはかないヒューマンラブストーリー。

また、太一の友人・横山智紀(通称:ヨコ)を宇佐卓真、同じく太一の友人・安田哲(通称:ヤス)を夏生大湖、料理教室の先生である航平の母・杉原涼子を西田尚美、太一の祖父・佐川源治をでんでんが演じる。

太一は難聴の航平のノートテイカーとなる


中学の頃に突発性難聴を発症した航平は、高校では周りの生徒が気を使ってくれるが、それがかえって太一の心に壁を作っていた。大学生となった航平は人と距離を置くことが当たり前のように生活を送っていた。

ある日、いつものように1人で弁当を食べようとしたところに同級生の佐川太一が突如現れる。バイトをクビになり、おなかをすかせていた太一に、航平は無言で自分の弁当を差し出して去る。その後、航平は耳が聞こえづらいことを知った太一は、弁当のお礼にと、聴覚障がいのある生徒に講義内容をリアルタイムで伝えるボランティア“ノートテイク”に自ら名乗り出て、1回につき弁当1個を条件に航平のノートテイカーとなることに。

昼休み、太一は航平にノートを渡し、航平は太一に弁当を渡す。