櫻井海音×超特急・草川拓弥が語る、人生のターニングポイント「今良い方向に向かっていると思いたい」<愛してるって、言いたい>

2024/07/17 17:00 配信

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「お互いに人見知りだからこそ相手に対する信頼感があった」

草川拓弥×櫻井海音撮影=下田直樹


――撮影現場では話す機会はあまりなかったのでしょうか?

草川:お互い人見知りなので、撮影中はあまり話せなくて…。

――なるほど(笑)。瑛斗と竜はずっと2人でバンドをやってきただけあって、とても仲が良さそうに見えていたので意外でした。てっきり、現場で親交を深めてあの空気感を作っていたのかと。

櫻井:芝居に関して特に何かを話し合うとかはなかったですよね。

草川:うん、なかったね。自然とあの空気感が出来上がっていました。もちろん全然仲が悪いわけではないんですよ(笑)!

櫻井:(笑)。多分、お互いに相手に対する信頼感があったので、お互いがやる芝居をしっかり受け取りながら、やれていたような気がします。人見知りの2人だからこそ、無意識にですが、しっかりとお互いを見て、感じ取り合っていたのかなと。

――そんな人見知りの2人ですが、お互いの印象を瑛斗と竜という役との相違点に絡めて教えてください。

草川:僕は海音くんのことをまだ深くは知らないので、完全にイメージになってしまうのですが…。台本を読んだときに瑛斗というキャラクターは海音くんにぴったりだなと思いました。僕が海音くんに初めて会ったときに抱いた印象が瑛斗と重なったと言いますか。瑛斗のお芝居がとてもナチュラルだったので、ご本人の内面から出る感情とか性格の部分とかがそこまで違わないのかなと。海音くん自身が瑛斗に負けないくらいすごく真っ直ぐな方だと思うので、これからもっと深く知っていきたいです。

櫻井:竜は、瑛斗に続いて樹さんの家に転がり込んでしまうなど変わっているところがありつつ、基本的には物事をハッキリ言い過ぎる、ツンツンしてるようなキャラクターだったので、草川さんとは全然違うなと思いました。草川さんは常にいろいろなことを考えながら現場に入られている印象だったので、しっかりされた方だなと。あと僕も人見知りなので、最初は一歩引いて相手の様子を伺ってから近付いていくスタンスを取るのですが、そこは似ているのかなとも思いました。でも、普段ステージに立たれている方なので、バンドマンとしてステージに立ったときの煌びやかさみたいなものは、竜との親和性を感じましたね。

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