乃木坂46遠藤さくら&弓木奈於、リラックスした旅で見せる素顔と“使命感”「ずっと考えてる」<乃木坂、逃避行。>

2024/07/26 07:00 配信

バラエティー アイドル レビュー

「乃木坂、逃避行。」の第4回が7月26日(金)にLeminoで配信される(C)乃木坂46LLC

乃木坂46のメンバーが2人で気の向くままに旅をするドキュメントバラエティー番組「乃木坂、逃避行。」の第4回が、7月26日(金)にLeminoで独占配信される。第4回は遠藤さくら弓木奈於が山陰を旅する後編。同期でしか話せないガールズトークから、鳥取の絶景を堪能するところまで等身大の2人の休日が繰り広げられていく。

4期生と乃木坂46のこれから


出雲路を旅してきた遠藤と弓木の1日目の夜は、島根・出雲市にある神西湖を望めるグランピングベースIZUMOでリラックス。開放感の中でバーベキューを楽しみ、都会ではなかなかお目にかかれない満天の星を眺めたりと、自然の中で思い切り羽を伸ばす。夜も更け、グランピングテントの中では2人きりで本音を交えたトークが進んでいく。話題は、4期生と乃木坂46のこれからについて。

1、2期生が全員卒業して3期生から5期生だけのグループとなり、4期生からも北川悠理、早川聖来、清宮レイと次の道を見つけて卒業するメンバーが現れている。さらに6期生オーディションも開催中で、いよいよグループを引っ張って行くことも期待されるが、遠藤は「もしそういう立場を4期生が引き継がなきゃいけないってなった時に、まだ私たちの覚悟というか責任感はないなっていうのは、見ててとっても感じる」「どうやってみんなが意識して持っていけるかは、ずっと考えてる」と、なかなか口に出せなかった使命感を打ち明ける。

一方、弓木からは「私は乃木坂が好きだから、世間の人にも『乃木坂すごいな』って思ってほしいけど、私はあんまりできてない」と、恐らくファンにも遠藤にとっても意外な本音が。ラジオもバラエティーもこなし、唯一無二のセンスで愛されてきた彼女がなぜ?とも思うが、盛り上げようとしての自分の言動への反応を気にしてしまうという。そんな弓木の繊細なところを遠藤は「そういう人たちは奈於ちゃんのこと大好きだから、そんなことで嫌いになったりはしないよ」とファンの気持ちを代弁するように励ます。こんなふうに、にぎやかなバラエティーでは見せないお互いの考えが明かされていく。

翌日は、いつもの明るい弓木とほんわかとした遠藤に戻って鳥取方面に向かう。美しい浜や奇岩が絶景を織りなす浦富海岸を船で巡り、「やっぱり奈於、海に帰りたくなっちゃう」という弓木に「人魚だったんじゃない?」と遠藤がツッコむなど、天真らんまんな弓木の発想に付いていく遠藤。土地の風景にもグルメにも素直に笑顔がこぼれる2人にしかできない、絶妙な掛け合いもいつまでも見ていたくなる。

遠藤、鳥取砂丘で“VIVANT気分”に


鳥取といえば、やはり鳥取砂丘を訪れないわけにはいかない。ラクダ騎乗体験もできるが、遠藤が今熱中しているドラマが2023年に放送された「VIVANT」(TBS系)で、中央アジアが舞台ということでラクダも登場する。ラクダの鞍上で念願の“VIVANT気分”が味わえた遠藤だが、「VIVANTごっこやろうと思ったけど恥ずかしくなっちゃった」とはにかむところも彼女らしい。

さらに砂丘からのパラグライダーに挑戦するところで、またも弓木から大胆な発言が。「雲の妖精と遊んで、自分ちの屋根に到着した夢とか見たよ」「私結構メルヘン人生かも」と、実は夢見がちな感性を持っているようだ。

自由な発想で周りを笑顔にしつつも、自分自身とグループの将来を真面目に考えている賢さも持ち合わせている弓木は、今の乃木坂46に間違いなく必要。そんな弓木の好意を素直に受け止めて、何にでも目を輝かせる遠藤とのコンビだからこそ、心からリラックスしての2人旅になっていた。

◆文=大宮高史