――8月11日(日)からは、舞台『Collar×Malice -deep cover-』に出演されます。
次が本当のラストになると思います。これまでシリーズで上演して、出演者みんなが思い入れがあって「もっとこの作品をやりたいね」と話していたらこんな機会をいただけたので、思い切り楽しみたいですね。
お客さんもみんな前作が最後だと思っていたはずなんですけど、集大成とは銘打っていないもののラストからの延長線みたいな作品になっています。だから、これまで演じてきた役の魅力を全部詰め込めたらいいなと思っています。
これまで重厚な話だったシリーズとは少し毛色が違うので、「今回の作品だからできることをみんなで探しまくろう!」って感覚です。福袋みたいな作品になると思います。
――それでは、俳優としての今後のビジョンを教えてください。
最近まで出演していた作品ですごいアクション量をこなして、過去イチと言っていいくらい体が動く期間なんだなって感じてるんです。疲れもあまり残らないですし。ものすごくコンディションがいい気がしていて、今こそ自分にできる最大限を探したいです。
“ペダステ”というひとつのターニングポイントを経てきましたが、これからがまた大事だと思える時期になりそうな気がしているんです。確証があるわけではないんですけど…(笑)。
――またターニングポイントになりそうな作品に出合えそうだな、と。
はい! だからこそ、今後のビジョンを華やかにするために、今を全力でのぞんで、実力をつけたいなって思っています。これから30代を迎えて、よりたくさんの役柄を演じられるように、いろんな引き出しを蓄えておきたいですね。“飯山裕太はこんな俳優”っていうひとつのイメージではなくて、いろんな色を出していきたいです。
◆取材・文=イワイユウ
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