森カンナ“弘子”、加藤史帆“彩香”からの手作り弁当に「練習台ってことか」と切ない勘違い＜彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる＞

ハート型に切り抜かれた海苔がお弁当の蓋に張り付いているのを見つけた理佐は…

機材トラブルで仕事のイベント先に出向いた弘子は理佐と昼食をとる。弘子がお弁当を出すと理佐は「え！珍しい。お弁当ですか？」と尋ねる。弘子は「彩香が作ってきてくれてさ」と言い、理佐は驚く。

弘子はお弁当箱の蓋を開けて中を見て「かわいい。一生懸命作ったんだなぁ」とほほ笑む。弘子がお弁当を食べて「味は美味しい。手作り弁当なんて久しぶりだよ。唐揚げうま！」と言うと、「あ、そういえば優也先輩も唐揚げ好きって言ってましたね」と理佐。それを聞いて弘子は仲良さそうな彩香と優也を思い出し、彩香の好きな人は優也だったのかと勘違いする。「練習台ってことか」とひとり言を言って食べる弘子を見ていた理佐は、ハート型に切り抜かれた海苔がお弁当の蓋に張り付いているのを見つけて顔色を変えるのだった。

弘子が勘違いして彩香の思いが伝わらず、さらにハート型の海苔も気づかれずにいることが切ない。そして、ハートの海苔を見て顔色を変える理佐のようすが不穏に感じられてドキドキとしてしまった。

◆構成・文＝牧島史佳