大塚愛がデビュー20周年の節目に自身初の個展を開催「新しい門出になったらいいな」

2024/07/18 14:49 配信

芸能一般 会見

自身初となる個展「AI OTSUKA 20th ANNIVERSARY ART EXHIBITION AIO ART supporting radio J-WAVE」を開催する大塚愛

大塚愛が自身初となる個展「AI OTSUKA 20th ANNIVERSARY ART EXHIBITION AIO ART supporting radio J-WAVE」を、7月18日より東京・青山スパイラルガーデン(スパイラル1F)にて開催。開催前日となる7月17日には取材会が行われ、大塚が本展への思いを語った。

マルチな才能で活躍する大塚愛


2003年にデビューした大塚愛は、「さくらんぼ」「プラネタリウム」など多数のヒット曲を生み出す傍ら、楽曲提供や絵本制作、イラストレーション、小説の寄稿などマルチな才能を発揮。2023年9月にデビュー20周年を迎え、自身の誕生日である9月9日には東京・日比谷公園大音楽堂でアニバーサリー&バースデーライブを開催し、節目のライブを華々しく飾った。

近年では、シンガー・ソングライターだけでなくイラストレーターや絵本作家としても活動し、2019年からは本格的に油絵での創作活動を開始。ほか、書道やフラワーアレンジメントなどの創造的なクリエイションにも精力的に取り組んできた。

自身初となる今回の個展で展示する油絵や書道のテーマは、大塚自身の楽曲をテーマに描き下ろした作品であり、油絵やペンシルアート、書道、フラワーアレンジメント、版画と合計80点が展示されている。

作品の制作作業は「描き始める時は楽しいけど、ほとんどは苦しい作業でした」


7月17日に行われた取材会では、デビュー20周年の節目で初の個展の開幕を控えた大塚が、報道陣に対して喜びの声を語った。

――初めての個展開催で、本日取材会や内覧会、明日からは会期が始まります。無事にこの日を迎えられた今の心境はいかがですか?

胸がいっぱいです。個展をやろうと思ったのが一年少し前で、去年の春くらいから打ち合わせや絵の準備を進めていきながら長いスパンでの準備期間だったので、たくさんの方に協力してもらいながら今日を迎えられたので感謝の気持ちでいっぱいです。

――歌手活動だけでなく、アートの活動を始められたきっかけは何だったのでしょうか?

明確な理由はないが、自分の好きなことを段々とやっていける時間を作り始められたことや、好きなものを追求していこうという気持ちになってきたからです。

――今回の個展に出展された作品はどのような思いで制作されましたか?

去年の9月10日でデビュー20周年を迎えさせていただいて、これまでのたくさんの楽曲がたくさんの人に出会えて、色々知ってもらえた中で20周年というものを大事にしながらも、これからの20年に繋げていく新しい門出になったらいいなと思い、今回はこれまで楽曲とリンクした作品を出展しています。

――作品を制作される過程で、大変だなと感じるところや、一方で楽しさは、どのようなところから感じられましたでしょうか?

一番最初に真っ白なキャンバスに描き始めるときは楽しいのですけど、そこからは自分の実力との戦いというか、全然追い求めているものに対して自分の実力が伴わないという苦しい時があって、最後にここまで来たら出来上がるという明確に見えてきたところでまた楽しいなという風になるので、ほとんどは苦しい作業でしたね。

大塚愛

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