――特に観ていただきたい個展のポイント、見どころ、おすすめの作品はありますでしょうか?
絵だけでなく、書道やフラワーアレンジメントなど空間全体で楽しんでいただけるようになっているので、実際に足を運んでいただいて空間も楽しめるという時間をお届けできたらいいなと思います。
――今回の展示会では、油絵や書道、フラワーアレンジメント、版画、ペンシルアートで合計80点もの作品が展示されるとのことで、今回出展されている作品は、どのくらい前から制作に取り掛かり始められたのでしょうか?
油絵は何年も前から、書道とフラワーアレンジメントは2年前くらいの作品となっています。
――今回出展されている作品の中で、一番制作期間がかかったのはどの作品になりますでしょうか?
大きい絵は時間がかかるので「Φ」(ファイ)という絵が一番かかっていると思います。半年くらいはかかかりますね。
――初の個展の会場が青山スパイラルガーデンとのことで、この会場への思いをお聞かせいただけますか?
恐れ多くて、怒られたらどうしようとビクビクずっとしながら、自分がこのすごい会場にふさわしくないのではないかという不安がずっとあるのですけれど、いただいたご縁に感謝しながら今回は甘えさせていただければと思っています。
――また、本個展では、大塚さんご自身で初となる全曲ピアノ・インストゥルメンタルによるミニアルバム『graine』のCDが付属されたパンフレット「AIO ART」が個展会場やオンラインで販売されますが、このCDへの思いをお聞かせください。
ピアノのインストゥルメンタルは12年前くらいから構想があり、録音をし始めていたもので、なかなか集中して取り組められなかった部分もあり、長期に渡ってようやく今回アルバムとして成立することが出来ました。自分の好きな音楽の世界を表現できたのでうれしいです。
――今回、真夏での個展開催となります。夏をテーマにした楽曲の印象も強い大塚さんですが、大塚さんにとって、これまでで一番印象の深い夏の思い出を教えていただけますでしょうか?
花火を下から見上げたことがあります。一度だけすごい真下から見上げるという経験をして、その時の花火の体感はすごかったです。
――今年の夏、楽しみにされていることはありますでしょうか?
今回の個展が終わったら小さな休暇を頂こうと思っているので、そこで色々な所に遊びに行けたらいいなと思っています。
――現在、大塚さんはデビュー20周年イヤー中となりますが、アーティストとして活動してきた20年を改めて振り返って、どのように受け止められてますでしょうか?
1年1年積み重なれば積み重ねるほど、周りの方の協力やファンのみなさまの応援がすごく大事で、かけがえのないものだなという風にすごく実感しながら、毎年積み重なっているので、去年よりも今年の方が感謝の気持ちは多いですし、これからも増えていくのではないかと思います。
――今後のアーティスト(音楽、アート含めて)としての展望や、挑戦してみたいことなどはありますか?
自分の個性というものを今一度探りながら、しっかりとしたビジョンで突き詰めていけたらと思います。
――最後に、本個展を楽しみにしてくださっている方へメッセージをお願いします。
空間全て使って、これまでの20年を一つのつながりとして、空間もテーマに沿って創り上げています。飾っている点数も多いので時間がかかると思いますが、楽しんでいただける時間になったら幸いです。是非、遊びに来てください。
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