GENERATIONSは常に新しい彼らを届けてくれる 日本映画専門チャンネルの特集からその魅力を紐解く

2024/07/20 11:00 配信

ドラマ 映画 コラム

「GENERATIONS LIVE TOUR 2022 “WONDER SQUARE”」

ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEは、LDHらしさとともに常に“新しい彼ら”を私たちに届けてくれる。

今年でデビュー12周年…ちょうど干支一周を迎えるGENERATIONS。そんな今年、GENERATIONSは4月に“体操ニッポン応援アンバサダー”に就任。新曲 「エンドレス・ジャーニー」は、7月から開催されるパリ五輪の体操日本代表をはじめ、すべての体操選手に捧げる“体操ニッポン応援ソング”に決定した。

そんなGENERATIONSが、この夏、日本映画専門チャンネルでもっともっと熱くなる! 観客を“熱狂”させる彼らのライブ映像や彼らの“熱い”想いが詰まったドキュメンタリー、彼らの“熱演”が見られる出演作品等…GENERATIONSの“熱い”魅力が詰まった作品が7月と8月に特集放送されるのだ。

すべてテレビ初放送となる作品の中から、今回は特に注目の3作品を“熱い”ポイントとともに紹介したい。

「ミンナのウタ」

「ミンナのウタ」(C)2023「ミンナのウタ」製作委員会


まずはこの熱い夏に涼しさを! ということで、「呪怨」シリーズや<恐怖の村>シリーズを手掛ける日本ホラー界の巨匠・清水崇監督がメガホンをとり、GENERATIONSのメンバー全員が本人役として出演した「ミンナのウタ」をピックアップ。

本作は、一本のカセットテープから流れるメロディによって、恐怖にのみ込まれていく人々を描くホラー映画。2023年邦画ホラーで興収&動員一位を記録した作品とだけあって、まず単純にストーリーが面白い。

ただ怖いだけでなく、ストーリー性がしっかりあるため、先の読めない展開に恐怖も興味もそそられる。また“GENERATIONSのメンバー全員が本人役として出演”というのも本作の魅力の一つだ。

彼らが本人役で出演すること自体がまず斬新である。また本人役だからこそ、物語がよりリアルになり、どこまでが現実でどこからがストーリーなのか、その境界線があやふやになっていく。これはホラー映画において観るものに最も恐怖を覚えさせるのではないだろうか。

さらにGENERATIONSだからこそ“一本のカセットテープから流れるメロディ”という設定がより活きる。彼らから切っても切り離せない音楽が物語の軸だからこそ、親和性も高い。特にラストは、GENERATIONSならでは、彼らだからこそのシーンと言える。そして、メンバーそれぞれの恐怖に怯える自然体な演技にも注目だ。