有村架純“弥生”に「つらすぎる」の声、視聴者目線ならではのシンパシー<海のはじまり>

2024/07/19 11:29 配信

ドラマ 動画 レビュー

「外野」という表現の幸せと切なさも…弥生の行く末は?


SNSには「弥生に感情移入してつらい」というのと、「弥生さんのつらさ分かるけど母親になろうとするのは早いかも」という意見、また「朱音さんの気持ちも分かる」との投稿も。さまざまな立場からシンパシーを感じられる物語だ。

だが、弥生のつらい状況は他にもあった。海の希望で出かけた先は水季が勤めていた図書館だった。そこに向かう途中、3人で手をつないで歩いているとき、その姿を「“外野”から」写真撮影してほしいと口にした弥生。しかし、図書館で仲良く寄り添う夏と海に近づくのをためらったとき、津野から「疎外感すごいですよね。自分は“外野”なんだって自覚しますよね」と言われた。

そのときはほほ笑んで「確かに、“外野”ですね」と返していたのだが、後日、夏の自宅で過ごしているときにも親子として向き合い始めた夏と海に取り残されたようにポツンといる弥生の描写があった。

次回、7月22日(月)放送の第4話予告によれば、弥生は夏に過去を打ち明けるようだ。弥生が外野になってしまう寂しさではなく、朱音を含む外野から幸せに見える関係を夏や海と築いていくことができるのか。予告では、洋服のままシャワーを顔に当てて泣き崩れている弥生の姿もあり、「心が痛い」「予告もつらすぎて」「幸せになって」と注目が高まっている。

◆文=ザテレビジョンドラマ部