コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、イケメンに弱い女子高生の、とある日常を切り取った作品「面食いの日常。」をピックアップ。
作者の黒月悠さんが6月6日にX(旧Twitter)で同作を投稿。そのツイートには6.9万以上のいいねと共に、多くの反響コメントが寄せられた。この記事では、黒月悠さんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。
「あの人、絶対イケメンじゃん。こっち向け、こっち向け…」
主人公の女子高生は、面食いであることを自覚していた。周りに好みのイケメン男性を発見すると、話しかけられる妄想をして楽しむのだった。
ある日、目の前に現れたイケメンにナンパされる妄想をしていたところ、「今って、お時間あります？」と、実際に本人から話しかけられた。
舞い上がった彼女は、「はい！暇です！夜まで、いえ一生」と答えるが、実はナンパではなく駅までの行き方を教えてほしいということだった。
脱力しながら道順を説明すると、「ついてきます？」と意外な言葉が。
「遊び、一緒に行きます？」と言われ、一つ返事で「はい！！」と答えるが、次の瞬間「って言うような男には、危ないんでついて行かないでくださいね」とくぎを刺されてしまう。
(…本当だ。私間違ってた。お兄さんの言う通り危なすぎる。もう面食いやめる)
自分の心に誓ったはずだったが――彼女の起こした行動に、男性は驚きの声を上げたのだった。
作品を読んだ読者からは、「見た目も中身もかっこよすぎる！」「ある意味プロ意識なのかもしれない。面食いもここまでくるとプロ」などの声が上がっていた。
――「面食いの日常。」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
よく街中でイケメン探しをするので、こんなイケメンに出会いたい！という理想を描きました(笑)。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
イケメンに描くことと、ちょっとした仕草などにこだわりました。
――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
やっぱり「一緒行きます？」からの「危ないのでついて行かないで」のところです。
私が言われたいからです(笑)。
ここのシーンで一度座って目線合わせてくれるのもポイント高いです(笑)。
――本作は7万件以上のいいねを獲得しています。多くの反響を呼んだことについて率直な感想をお聞かせください。
びっくりしました！
でも、皆さんよくイケメン探しをするというコメントを結構いただいて仲間がたくさんいて嬉しかったです！
――今後の展望や目標をお教えください。
皆さんにたくさん漫画をお届けしてより多くの人に共感、楽しんでもらえる漫画家を目指したいです！
アニメ化もしたいです！
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
これからもキュンキュンエピソードやたくさんのイケメンをお届けできるようがんばりますのでまた読んでいただけると嬉しいです。
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