その草野に自身の代表曲を聞いてみると、「世間的にはみなさん『紅蓮華』っておっしゃってくださるし、もちろんうれしいし、ありがたい」「名刺になる一曲があるというのは、本当に助かりますし」「代表曲ってなると、どれも甲乙つけがたい」「やっぱり話題になったのは『ぼっち・ざ・ろっく!』(2022年 TOKYO MX)という作品の『あのバンド』という楽曲は、反響も大きかったなと思います」と1,800万再生を突破したヒットソング「あのバンド」の制作秘話について語る。
「何曲か出して、向こうのディレクターさんにこれだと良くない、ダメって言われて、なんでですか?と聞いたら、キャッチーすぎると」「ライブハウスで流れている音楽って、一回、サビを聞いたら覚えられるようなメロディじゃないっていうのを言ってくださったから、それをかなり意識的にキャッチーにならないように書くっていう」「本当にアルバムの名曲を書くような、コアなオタクが好きそうな曲を作るってことに全振りして書かせてもらいました」「バンドの流れが変わる瞬間の曲だったので、すごい反響があって、いい意味で手ぐせで書いたので」「1回目に歌ったとおりで手直しもしていないから、一筆書きでここまでやりたかったこと伝わるんだとうれしかったです」と語った。
7月19日放送の草野華余子完結編では、「原作漫画が80巻あって、3日間、読み続けて、ギリギリまにあうか、まにあわないか」「何も情報がない状態で勝手に想像をして書くということは、一度もないです」と語る、驚きの楽曲制作スタイルを深掘りしていく。
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