市川実日子“ジュン”が、姪っ子・芋生悠“沙良”と「時間」について語り合う<A Table!~ノスタルジックな休日~>

2024/07/20 17:00 配信

ドラマ 動画

「A Table!~ノスタルジックな休日~」第3話より(C)BS松竹東急/松竹撮影所


レモンやパセリなどを使った“イタリー風料理”を堪能


その後、ジュンと沙良が帰って来て、エプロン姿のヨシヲは張り切って今日作る“イタリー風料理”のラインナップを発表する。本日のレシピは、白葡萄酒の入った「イタリーふうとりごはん」と「イタリーふう魚のあみやき」。“イタリー風”と言うだけあって、レモンやパセリなどの食材を使いながら仕上げていく。

料理を進める中、沙良はジュンに「私が上京してすぐ美術館に連れて行ってくれたこと、覚えてる?」と言って、当時のエピソードを振り返る。沙良は、ジュンとヨシヲが美術館内で2人バラバラに鑑賞しても、最後には同じタイミングで出口にいるところを見て、「こんな人と出会いたいなと思った」と嬉しそうに話すのだった。

その後料理が完成し3人で食卓を囲むと、話題は自然とイタリア料理の話に。イタリア料理が今のように馴染みがなかった頃、パスタと言えば「スパゲッティ」で、ミートソースやナポリタンが主流だったと話すジュン。

今では当たり前のように食べられるものだが、当時はジュンの姉が修学旅行で“東京でカルボナーラを食べてきた”と自慢げに語るほど珍しいものだったのだそう。

そんな中、沙良はパセリについて「子供のころは苦くて食べられなかった」と話す。するとヨシヲは、“子どもの舌は酸っぱいものを「腐ったもの」、苦いものを「毒かも」と感じて拒絶するけど、大人になると経験によって食べられるようになる”と説明した。

「A Table!~ノスタルジックな休日~」第3話より(C)BS松竹東急/松竹撮影所


過去に戻れるなら…?時間について語り合うジュンたち


沙良はジュンと談笑する中で、“大人になると経験から物事を当たり前のようにこなすようになるから記憶に残りにくく、時間が経つのが早くなる”という説を唱える。するとジュンは、“20代前半で大切だと思ったことや、自分の心が動いたものが今の自分のベースになっている”と告げ、「沙良も、そういうものに出会えていると良いなと思う」と優しく語った。

その後沙良が帰宅し、ジュンはふと「過去に戻れるとしたら、どこに戻る?」とヨシヲに尋ねる。するとヨシヲは、“ジュンの両親に初めて挨拶しに行った時に噛んでしまったこと”を振り返るのだった――。

次話では、2人が阿佐ヶ谷にある釣り堀「寿々木園」で釣りをする様子が描かれる。また予告映像では、春が旬の食材ふきやぜんまいを用いてご飯を作る姿も。「A Table!~ノスタルジックな休日~」第4話は、7月24日(水)夜11時から放送予定となっている。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

※「A Table!」の「A」は、正しくは上にアクセント記号がついたA