宮野真守も「いい番組ですね」と大満足 ゲストも巻き込んで和気あいあい「ニノさん」の魅力<ニノさん>

2024/07/22 10:01 配信

バラエティー

宮野真守、全力で「ニノさん」を楽しむ

二宮和也が出演する「ニノさん」(毎週日曜朝10:25-11:25、日本テレビ系、Huluでも配信)が7月21日に放送。本番組では、ゲストが楽しく生きるセンスを「ニノさん」オリジナルの形で紹介。視聴者が気になる情報を楽しく届ける。

「ニノさん」大好き宮野真守


今回はゲストに声優の宮野真守が登場。「ニノさん」が大好きだという宮野は「めちゃくちゃ見てます!」と声を上げた。二宮と宮野は同い年ということで、二宮の印象を聞かれると宮野は「輝いていましたね。同い年として、テレビで輝く二宮さんを見て憧れていたし、歌って踊ってるのも好きなんですけど、やっぱりバラエティで輝く姿が憧れでしたね」と語った。

宮野が二宮を絶賛するたびに、二宮はポーズを決めていたが、実は業界では宮野の方が先輩だということが判明。宮野が「ちょうどナイナイ(ナインティナイン)さんと同期ですね」と明かすと、二宮は爆笑していた。一方、二宮は宮野の印象を「変な人。ライブとかやってるのも、めちゃくちゃ人入れるんですよ。コントもやるし」と告白。宮野が「歌も歌って、ダンスもして…」と説明すると、MCの陣内智則は「ほぼ風磨やねん」と反応し、菊池風磨は「コントやってないんですよ」とツッコんだ。

宮野真守、ニノさんファミリーに相談


宮野は、ニノさんファミリーにしたい相談として、「『いい声で何か言って』と言われることが苦手」と告白。宮野が「もしかしたらおもしろに持っていけたら解決策があるのかなって」と推測すると、陣内は「それを言っちゃうのがいいんじゃないですか?いい声で何か言ってくださいと言われたとき、一番面倒くせぇんだよっていうのを…」と提案した。

陣内が「DEATH NOTE」の夜神月風でいい言葉を言ってほしい、とリクエストすると、宮野は「それが…一番…面倒くさいんだよ」と夜神月の声で実演。スタジオからは爆笑が起こり、二宮は「おもろいよ。おもろいじゃん!新作おろしにきてる」とツッコんだ。

さらに陣内が「今日何食べました?」と聞くと、宮野は再び夜神月の声で「朝…起きてすぐに…バナナ」と反応。二宮は「完成してるじゃん!悩みじゃないもん全然(笑)」と笑っていた。

二宮和也、さすがの楽器演奏


この日は3つの音に関するゲームで対決する「音モノゲーム3番勝負」の企画が放送。二宮・宮野チームと菊池・3時のヒロインチームに分かれて対決した。その中で「ミュージカルソー演奏対決」が行われた。

ミュージカルソーとは、専用ノコギリを弾いたり叩いて演奏する楽器。ノコギリの曲がり具合で音程を調節することができる。スタジオにはミュージカルソー奏者のサキタハヂメが登場した。二宮は「見たことあると思ったんですよ。お名前の、カタカナ表記」とサキタの名前に見覚えがあることを告白。実はサキタは、二宮が主演を務めた24時間テレビドラマスペシャル「車イスで僕は空を飛ぶ」のサウンドトラックを全て作曲していた。二宮は「すげぇ」と驚いた。

キャスト陣が挑戦する課題曲は「かえるの合唱」で、練習時間はたったの3分。苦戦するキャストが続出する中、二宮は完璧ではないもののきちんと音階になっており、さすがの仕上がり。この対決で二宮は見事に勝利した。

「ニノさん」の魅力


エンディングで宮野は「楽し過ぎました!いい番組ですね」と声を弾ませていた。「ニノさん」が大好きだという宮野が本当に楽しそうにひとつひとつの企画に取り組んでいたことが印象的だった今回。スタジオにも温かく良い雰囲気が流れていたのが画面越しでも十分なくらいに伝わってきた。「ニノさん」の魅力は、ゲストがいつも全力で笑って、楽しんで帰っているところだと思う。“ニノさんファミリー”という内輪だけでなく、ゲストまで巻き込んで「楽しい空間」を作っている姿勢が、いつも見ていて心地よく、安心する。そしてニノさんファミリーの自由さや、構え過ぎない姿勢、アットホームさで、よりその空間がゲストにとっても視聴者にとっても楽しく安心するものになっているように感じる。

本番組は10月から金曜よる7時のゴールデンタイムに放送される。日曜の昼にぴったりの番組だったが、金曜の夜も一週間の中でほっとできる時間のひとつかもしれない。番組の公式ホームページには「放送枠が変わっても番組の雰囲気を変えることなく、多くの視聴者の皆さんに楽しんでいただけるよう、12年目の『ニノさん』がより進化していく」とある。

また、二宮がパーソナリティを務めるラジオ「BAY STORM」(bayfm)でも、二宮は「特段何か変わるかっていったらマジで変わりません。この形でいけるんだったら、僕はむしろそれがチャレンジだと思ってるので」と宣言していた。放送枠が変わっても、一週間の疲れを吹き飛ばすような、そして肩の力が抜けて自然と笑顔になってしまうような、アットホームな雰囲気の「ニノさん」に期待したい。