遥人や森山から親としての責任を追及されていた夏の元に駆け付けた智は、「今回の件は、母には何も関係のないことです」ときっぱり言い放つ。さらに、森山に「あなたは、うそをついています」と指摘し、「僕とあなたと2人で責任をとりましょうよ」と迫った。
智の思いがけない反撃に「あの、ケイヤくん」と狼狽する森山。すると、智は「智です。今井智。母が付けてくれた大切な名前です。お間違えなく」と吐き捨て、夏を連れ出した。そして「僕も協力するよ。母さん、社長になろう」と言葉をかけた。
智は、相手の顔色ばかり伺う人生で、本心を隠すかのように前髪を垂らして目を隠していた。密子は、そんな智の前髪をかき上げ、「やっぱり!智さん前髪上げた方がお似合いです」と言っていた。反撃開始のときも、夏を応援するようになったときも、おでこ全開とまではいかないが、目が分かるような雰囲気に変わっていた。
SNSには「死んだつもりで自分を変えるっていいな」「生まれ変わった智の言動にスカッとした」「智くんがどんどん変わっていく姿は爽快」「智、かっこよかった」「智くん、覚醒した!」といった声が並んだ。
密子が森山と九条開発秘書の千秋(桜井日奈子)が隠していたデータを奪い返し、智は処分されないことに決定。そして、密子の後押しで、夏に続いて智も立ち上がった。とはいえ、密子の本当の目的は謎のまま。好奇心をくすぐられる展開が続く。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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