上原浩治、藤川球児、解説者としてABEMA中継初登場、MLBの通訳事情を語る「通訳をつけないでいると、向こうも話しかけてくる」

2024/07/22 15:00 配信

バラエティー 芸能一般

ABEMA MLB中継初登場の上原浩治、藤川球児(C)AbemaTV,Inc.

ABEMA中継初登場の上原浩治藤川球児が解説を務めた、MLBドジャースVSレッドソックス戦が、特別拡大版「アベマMLBスーパーLIVE」として、ABEMA SPORTS LIVE1 チャンネルにて日本時間7月20日に無料生中継され、試合前には糸井嘉男がレッドソックスの吉田正尚選手にインタビューしたVTRが公開された。

日本人選手の通訳事情


試合中、MLBでの現役生活を経験した上原、藤川のふたりが、日本人選手の通訳事情について触れた。

上原は、ほかの選手とのコミュニケーションを深めるコツとして、「通訳となるべく一緒にいない」ことが重要だと言い、「ほかの選手が嫌がります。お前はずっと一緒にいるんだろ?という見られ方をしてしまう。僕は通訳をつけないで、言葉はわからないけど、ほかの選手と一緒にいると、向こうも簡単な単語で文章を作らずに話しかけてくれるので」と英語での直接のコミュニケーションをとることで、チームに溶けこみやすくなると語った。

一方で藤川は、上原の発言に共感した上で、「どうしても選手の場合は、オフィシャルにコメントを残さなければいけないのでむずかしいこともある」とメディアやファンから注目されるMLB選手ならではとも言える事情も明かした。

糸井嘉男×吉田正尚選手

【写真】糸井嘉男にインタビューされたVTRが公開されたレッドソックスの吉田正尚選手に(C)AbemaTV,Inc.


ドジャースvsレッドソックスの試合開始前に、解説者の糸井が、吉田選手のいるアメリカ・マイアミを訪れ、インタビューした模様を公開した。

レストランで食事をしながら、糸井が日米の投手の違いなどを聞くと、吉田選手は「日本は左右にふって、最後、フォークが多い、こっちはとにかくパワーピッチングで、ゾーンにどれだけ強く投げこんでくるか。1球目ストライク取られて、2球目高めもファウルで、すぐに追いこまれて、手も足も出ないという打席がすごく多いので後悔する。出塁率も伸びない」と苦労を口にした。

さらに、「それでも向上心を持って……心折れそうになるけど……」と苦悩を露わにすると、糸井は「なるんや! そんなん初めて聞いた! こんなの聞いたことない!」と驚いていた。

糸井嘉男(C)AbemaTV,Inc.